なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=「無理をする必要は無いけれど、リスクを管理して株式投資を続けていれば利益を上げるチャンスはめぐって来てくれる」=
(有料メルマガ第273回・2014/4/8配信号)
※注 2014年4月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
何度もこのコラムで書いてきましたが、株価というのは企業の『本質的な価値』に投資家の需給という光がさしてできた『影』ですから、投資家の買い意欲が高まって資金が流入してくれば株価という影は大きくなります。
あたりまえですが建物の影はと同じように株価という影も光(=投資家の需要)が強くさすと大きくなります。ですから株価はその企業に投資している投資家 (すでにその株に投資している投資家と、これから買おうかと検討している投資家まで含めた)の総数の中で、その株を買いたいという需要が、その株を売りた いという供給より大きくなる、すなわち光が強い状態になれば、あたりまえのことですが影(=株価)は大きくなります。
【中略】
太陽の光(=需要)を隠す雲(=たとえばウクライナ問題や中国理財商品のデフォルト問題)がでると光が遮られて、影が小さくなることも『株価』が『投資 家の需給という光』の作った『影』だということから考えれば当然のことで、影を作っている大元の『企業の実質価値』が存在し、臆病ながら買い気が山のよう に大きな需要(=太陽)が存在している限り、雲(=ウクライナ問題や中国理財商品のデフォルト問題などのような不安材料)が投資家の前から薄くなり、光が さすようになれば、影(=株価)は直ぐにも大きく戻ります。
そのことを理解しながら、冷静に投資判断をすることが、これからも繰り返し起こる波乱を乗り超えて運用成績を確保する大事なことになると考えています。
【中略】
多くの投資家が、株式市場で毎日変動する株価が影であることを考えないで投資しています。多くの投資家は『株価』とは『企業の価値そのもの』だと勘違い しているようにも見えます。株価が企業の価値そのものだというのは大きな勘違いだと、今回もくどいくらい強調したいと思います。日本の企業の業績は間違い なく良くなってきています。
【中略】
いつものことですが、『どの企業にこれから需要の光がさしてくるかな…』と必死で考えながら四季報を読んでいます。これが投資家の大事な仕事です。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「アノマリー通りに大きな波乱が起きた8月の世界の株式市場ですが、月末にはリバウンド傾向が強まりました。『期間限定の強烈すぎた バーゲンセール』は8月の下旬だけで終わってくれるなら、このチャンスを活かしたいと狙っています。」と題し、今回の下落に影響されて株価が下がった企業 の中から、より早く値を戻す理由と期待がある3銘柄を取り上げ、詳細にレポートしています。
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