そろそろ8月も終わり。
締めくくるにはまだ早いですが、皆さん今月もお疲れ様でした。
私は今月の前半、何年かぶりに体調を崩して、ワクチン接種以外の目的で久々に病院へ行ってきました。
大学生くらいの頃は体調の変化に無頓着で、具合が悪くなっても家で寝てれば良しという生活だったけど、仕事をするようになってからは自分に対してかなり過保護になりました。
今回も正直そこまで重症ではなかったけれど、腫れた喉を早く治したくて迷わず耳鼻科へ。
そうそう余談で、この前の放送でもお話ししたんですが、「耳鼻咽喉科」の英語訳って“otorhinolaryngology”なんですね。
長い。
長すぎて逆に覚えやすいまである。
でも、もっと簡単にENT(Ear, Nose, Throatの略)と言う方法もあると知って、ちょっと安心しました。
病院へ受診に来ている方々は大体、どこかしらの具合が悪いわけです。
特に、総合病院ではなく〇〇科とついているクリニックや診療所では、近しい部分に不調がある人が集まるので、他の患者さんに謎の親近感を抱いてしまいます。
今回も、カーテン越しに先生と話していたマダムが「明日のセミナーは2時間くらい喋るので…」と言っているのが聞こえてきて他人事と思えず、先生お願いします早く治したげてください、という気持ちになりました。
自分の心身の健康は当たり前ではないと気づく時、人を思いやる気持ちが少し増えるのかも知れません。
いざ自分の番がやってくると、喉を見た先生から「これはしんどかったでしょう」と言われただけでちょっとうるっとなる始末。
正直しんどさレベルは軽度だった気がするのですが、寄り添ってもらえる言葉をくれるだけで何割か楽になる気がします。
更にその先生が絶妙だったのは、そうやって喉の辛さを気持ち大袈裟めにいたわりつつ、熱はなし・食欲もあることを確認すると「それなら、すぐに治るよ大丈夫!」と断言してくださったこと。
大ごとにされすぎると不安になるけど、大したことないと軽く片付けられてもモヤモヤする。
そんな我儘な私を知っているかのような完璧な言葉がけに、静かに感動しました(実際、喉の不調で声出せない)。
私はラジオで喋ること、何かについて人と話すこと自体が仕事になる機会が多めだけれど、対話のプロ?言葉選びのプロ?って思いがけないところで出くわすんだなあと感じた日でした。
お医者さんのコミュニケーションの極意、奥深い。
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