不安で本来の力が出ない!を解決するには?
「超ストレス解消法」でもチラッと書いたとおり、「自分の肉体の変化に気づく」っていう感情のコントロール法があるんですよ。
たとえば、会話で緊張してうまくしゃべれないようなシーンがあったとしたら、
- 胸のあたりが圧迫されたような感覚……
- 手が小刻みに震えてるな……
みたいに身体の変化に注意を向けるだけでも不安が減り、ラクに言葉が出るようになるんですね。ちなみに私の場合は、不安になると後頭部が重くなる感じ。
なんで「肉体の変化」に気づくだけでストレスが減るのかと言いますと、そもそも人間の感情は以下のようなループにハマりやすいからです。
つまり、不安を感じて胸がドキドキし始めたのを、脳が「身体に異変が起きた!」と解釈して警戒モードにシフト。そのせいで不安がさらに増大し、その不安がさらなる身体感覚の変化を呼び……みたいな負のサイクルに入っていくという流れです。
が、ここでいったん身体感覚に気づくと、「あ、いま自分は会話の緊張で胸がキュッと締まってるだけなんだな」みたいな自覚が生まれるんですよ。すると、原因が明確になったおかげで脳が安心して、それ以上は不安が暴走しなくなるわけっすね。
もっとも、ヒトの不安や焦りってのは強力なパワーを持つので、いざネガティブな感情に巻き込まれると「身体感覚の変化に気づこう!」って作業そのものを忘れてしまいがち。ただ不安感にアタフタするばかりで、解決にいたらなくなっちゃうのは実にありがちな話かと思います。
この問題を解決するには、日ごろから「身体感覚に気づく」ためのトレーニングを積んでおくのが吉。いざというときに素早く身体感覚の変化に意識を向け、不安の悪循環を断ち切るための訓練をしておくわけですね。
ってことで今回は、身体感覚トレーニングとして定評が高い「内部感覚エクスポージャー」 のやり方をまとめておきます。
コメント
コメントを書く凄い役立つ記事なのに、こんなコメント数少ないのはなんで?
とても参考になります。