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ひさびさに重金属の話をしましょう。このブロマガでたびたび言ってるとおり、私たちが普段口にする一部の食品やサプリには鉛やカドミウム、ヒ素のような有毒な重金属がふくまれてまして、こいつが溜まると健康に大ダメージがあるんですな。

 

ざっくりどんな問題が起きるのかと言いますと、

 

  • 鉛の健康リスク:子どもや乳児は、鉛をちょっとだけ摂取しただけでも神経の発達や認知機能に悪影響を及ぼす可能性が大。そのため、妊娠中の人ほど鉛には注意であります。また成人の場合は、ちょっと高いぐらいのレベルの鉛でも、血圧上昇、貧血、神経系や生殖系への悪影響を引き起こすことが知られております。基本、鉛に「安全な量」は存在しないとされてるんですが、多くの食品に含まれてるんで、なかなか難しい問題っすね。

 

  • カドミウムの健康リスク:カドミウムは「発がん性」の物質で、腎臓に大きなダメージを与える他、骨をボロボロにすることが知られております。しかも、カドミウムは生物学的半減期が10~35年もあるんで、どんどん体内に蓄積しちゃうのが困ったもの。成人のカドミウムの平均的な1日摂取量は約4.6マイクログラムでして、おそらく多くの人はカドミウムが蓄積されてないと考えられますが、できるだけ体内に貯めないに越したことはないですな(R)。また、亜鉛、鉄、カルシウムが足りてない人は、カドミウムでよりダメージを受けやすいとも言われてるんで、こちらも注意っすね(R)。

 

  • ヒ素の健康リスク:ヒ素は慢性的に摂取すると、皮膚障害(色素沈着や角化症)や末梢神経障害を引き起こすほか、肺がん・膀胱がん・皮膚がんなど複数のがんリスクを高めることが知られております。とくに問題なのが「無機ヒ素」で、これは米や一部の穀類、飲料水などから摂取されやすく、長期的な曝露によって心血管疾患や糖尿病リスクが上昇する可能性も指摘されております。こちらもカドミウム同様、コツコツ蓄積していくタイプなので、日常的な摂取量をできるだけ下げたいところですな。

 

  • 水銀の健康リスク:水銀は主に神経系にダメージを与える重金属でして、記憶力や注意力の低下、手足のしびれ、運動機能の異常などを引き起こすことがあります。特に胎児や乳児の脳発達への悪影響が問題視されており、妊婦が高水銀の魚(マグロ類など)を頻繁に食べると、胎児の神経発達に悪影響を及ぼす可能性が高まるとされています。成人でも慢性的に摂取すると、神経障害や心血管系への悪影響が出ることがあり、こちらも油断ならん重金属であります。

 

ということで、全体としては、重金属が体内にたまると、神経系・腎臓・骨・心血管系・生殖機能・認知機能などにあらゆる問題が起きるわけでして、こうなるといかに普段から健康な生活をしていたとしても、せっかくの努力が無駄になりかねないんですよね。恐ろしい……。