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    ドーパミン過剰時代に正気を保つ方法#4「ドーパミンを『下げる』技術・基礎編」

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    ドーパミン過剰時代に正気を保つ方法#5「“ドーパミン設計”を壊すための4ステップ1-2」

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    【2026年版】マルチビタミン完全ガイド

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ドーパミン過剰時代に正気を保つ方法」の続きです!(#1,#2)

 

このシリーズでは、

 

「生活はそこそこ安定している」

「別に不幸なわけでもない」

「なのに、なぜか物足りない」

 

といった現代人にありがちな“謎の空虚感”をテーマに、その正体と対処法をドーパミンの視点から掘り下げております。そこで前回から「ドーパミンを適度に増やす方法」って問題を掘り下げてまして、そのための基礎編を見てみました。今回もその続きで、ドーパミンを適度に増やす方法の「応用編」を見てみましょう。

 

 

 

応用技術1:「成功確率50%のこと」をやる

「やる気が出ないから、小さな成功体験を積もう」とは、よく言われる話。際この考え方は間違っておりませんで、ご存じ「行動活性化療法」などでも「達成可能な行動」をコツコツと積み重ねることが推奨されております。

 

が、ここで少し問題もありまして、“成功率ほぼ100%のタスク”ってのは、ドーパミンを出すブースターとしては弱いんですよ。というのも、ドーパミンを強く反応させるためには報酬予測誤差が必要でして、これがどういうものなのかを簡単に言えば、

 

  • 私たちの脳は、「期待より良かった!って体験をした時にドーパミンが増えるが、「期待より悪かった」時にはドーパミンが低下する

 

というメカニズムのことです。つまり、ドーパミンってのは、私たちの期待値によって出方が左右されるってことですね。

 

実際、動物実験や強化学習モデルでは、ドーパミンの出方には、以下のパターンが見られることがわかっております。

 

  • 「成功率100%のタスクに取り組む!」ときには、期待との誤差がないのでドーパミンの出方は弱い

  • 「成功率0%のタスクに取り組む!」ときには、脳が「どうせ無理だ」と思うためドーパミンの出方は弱い

  • 「成功率50%前後のタスクに取り組む!」ときには、結果がどうなるかがわからないので、ドーパミンの出方が最大化される

 

要するに、「これは成功するかも?いや無理かも?」ぐらいゾーンが、ドーパミンにとっては一番熱いってことですな。多くの人がギャンブルにハマってしまう理由も、まさにこのようなメカニズムが働くからであります。

 

となると、「じゃあ簡単なタスクをこなせ!ってアドバイスは意味がないんですか?」と思うかもしれませんが、これは両者の役割が違うだけなので注意しておきましょう。簡単に言うと、

 

  • 成功率ほぼ100%のタスク → やる気がゼロの時の「最初の一押し」に有効
  • 成功率50%のタスク → やる気を持続させるために有効

 

みたいな感じです。やる気がゼロのときは、まず100%タスクで刺激を与えてモチベーションを上げるのが吉なんんだけど、そのままだと脳はすぐドーパミンに慣れてしまうので、どこかで“予測不能な状態”を作り出さねばならないわけです。ゆえに「成功確率50%」を目指す必要が出てくるわけっすね。

 

では、脳にとって正しく“50%のタスク”を作るためにはどうすればいいのか? 具体的には、以下のステップをお試しあれ。

 

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最近のQ&A配信でいつも言ってますが、いま世界で空前の「プロテイン不足」が起きております。「いやいや、コンビニでも山ほど売ってるじゃないか」と思う方もいるでしょうが、実はその裏では、原料であるホエイプロテインの供給が壊れつつあるんですな。

 

その結果、プロテインが世界で大幅に値上がりしてまして、2024〜2025年で、ホエイプロテインの市場価格は50〜110%も上昇してたりします。特に高品質なホエイプロテインアイソレート(WPI)の価格は、1ポンド(約450g)あたり10ドル前後に達するケースもありまして、これは数年前の3倍程度になってたりするんですな。当然、これは私たちが購入するプロテインの価格にも反映されまして、以前は30ドル台で買えた2ポンド前後のホエイプロテインが、今では60ドル以上という価格帯が一般化しております。恐ろしいですねぇ。

 

では、具体的になにが起きているのかと言いますと、大きな変化は3つ存在しております。

 

  1. 世界的な“高タンパクブーム”:まず単純に、世界中で「高タンパク」の流行が加速しているってのがあります。筋トレブーム、ダイエットの高タンパク化、高齢化によるサルコペニア対策などなど、近年の健康まわりのブームが、どれも高タンパク摂取を前提にした方向へシフトしているんですよ。とくにここ数年は、「高齢者は従来の推奨量より多めに摂ったほうが良い!」って考え方が普通になってきたんで、ここから先も需要は右肩上がりになるんでしょうなぁ。


  2. しかし、プロテインの供給はそんなに増えない:プロテインの原料ってのは、ご存じのとおり牛乳がメイン。しかし、畜産ってのは簡単に拡大できるようなもんではないし、近年では「飼料価格の高騰」「気候変動による生産の不安定化」「メタン排出など環境負荷への規制強化」なんて要素が重なり合って、牛から1kgぶんのタンパク質を作るのに必要な資源コストも跳ね上がってるんですよ。つまり、需要は伸びてるのに供給は加速できないって問題が生まれてるわけです。

  3. マンジャロの普及による副作用:でもって、ここ数年は、さらにGLP-1受容体作動薬、とくにマンジャロ(チルゼパチド)の爆発的普及が、プロテイン不足に追い討ちをかけております。これらの薬は強力に食欲を抑えて体重を落としてくれるんだけど、「脂肪だけでなく筋肉も落ちやすい」って問題があるんですよ。食事量が減ることによりタンパク質摂取量も減り、そのせいで筋肉減少リスクが上がっちゃうんですな。そのため、最近は主にアメリカの医療現場を中心に「高タンパク食」が強く推奨されるようになりまして、さらにプロテインの消費量がブーストしちゃったんですな。“食べなくなる薬”が“タンパク需要”を押し上げているという、わけのわからない状況であります。

 

ここらへんの問題により、いまは世界中でプロテインが手に入らなくなってまして、私が作っている「ハイブリッド腸ファイバープロテイン」も値上げ待ったなしという状況であります。正直、本気で困っております。

 

となると、さすがに「ハイブリッド腸ファイバープロテイン」を買い続けるのもキツい!って人も出てくるでしょうから、ここでは「現時点でもそこそこ安価で買えるけど安全性も高い」プロテインを紹介しておきます。さすがに「ハイブリッド腸ファイバープロテイン」のようにレジスタントスターチを加えたような商品でオススメできるようなものはないんですが、「とにかくタンパク質だけ摂りたい!」という方には良いんじゃないかと。

 

商品の内容をチェックしてくれたのは、毎度おなじみアンダーソン先生でして、いま市場に出回っている商品にふくまれる重金属の量や、成分表示と実際に入っている成分量とのズレまで調べてくれているので、なかなかありがたいことになってるんですよ。

 

 

 

現時点での目的別トップ商品一覧

ってことで、上記データの中から、アンダーソン先生が推奨する具体的な商品をすべてピックアップしつつ、どう選ぶべきかを整理していきます。プロテイン難民の方は参考にしてくださいませー。

 

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その悪癖、もしかしたら自然に治るかもよ?」の続きです!(#1,#2,#3,#4)

 

このシリーズでは、依存症の世界でよく見かける「自然回復」って現象をもとに、「悪癖が自然に改善しちゃう人は何が違うのか?」ってのを深掘りしております。「なんとなく酒がやめられたなー」とか「気づいたらタバコを吸う量が減ったなー」みたいな体験をした人たちのデータを参考にしながら、私たちの悪癖を改善するヒントを得ようってことですな。

 

というわけで、前回は「環境を変えてうまく悪癖を断ち切るには?」って話を終えまして、今回は「役割を変えて悪癖を断ち切るには?」ってところをチェックしていきましょう。

 

 

 

悪癖自然回復フィックス2.役割を変える

「役割を変える」ってのは、自分に求められる立場やふるまいの枠組みを変えることを意味してます。たとえば、親になる・部署を異動する・新しいコミュニティに入るみたいに、自分の立ち位置そのものが変わるケースですね。

 

役割の変化が自然回復につながる理由はシンプルで、私たちは「自分は何者か?」に合わせて行動する生き物だからです。どんな人でも、親になれば親らしく、リーダーになればリーダーらしく振る舞おうとするでしょう。
このときに、過去の悪癖がその役割に“似合わなくなる”と、無理に我慢しなくても自然とズレが生まれちゃうじゃないですか。たとえば、「親の自分がタバコを吸うのはマズいな……」とか「リーダーの自分が酒でベロベロな姿は見せられないな……」みたいな感じっすね。

 

これに加えて、人生での役割が変わると、

 

  • 生活リズムが変わる
  • 付き合う人が変わる
  • 優先順位が変わる

 

といった変化も同時に起きますんで、意志力でねじ伏せようとしなくても、「なんだか合わなくなったなー」みたいな環境ができやすいんですよ。これが、役割の変化が自然回復を後押しする理由であります。

 

では、実際に役割を変えるためにどうすべきか? 具体的な考え方を見てみましょう。

 

 

役割を変える実践法1 未来の役割を“先に演じる”

「未来の役割を“先に演じる”」ってのは、悪癖を無理にやめようとするんじゃなくて、「“悪癖をやっていない自分”を先に演じる」って考え方の手法であります。たとえば、

 

  • あなたが「夜中にスマホをだらだら触る」という悪癖を止めたいなら、「23時以降は読書家役」を演じる
  • あなたが「甘い物をつい食べ過ぎる」という悪癖を止めたいなら、「栄養を観察する人役」で買い物をする
  • あなたが「深酒してしまう」という悪癖を止めたいなら、「朝トレを欠かさない人役」で夜を過ごす
  • あなたが「仕事をサボってSNSを見る」という悪癖を止めたいなら、「締切絶対守るマン役」でデスクに座る 

 

みたいな感じですな。こんな感じで、「未来の役割を先に演じる」実験を繰り返すのが、この手法の基本的な考え方であります。

 

なんでこのやり方が良いのかと言いますと、心理学でいう「ピグマリオン効果」が働くからです。これはめっちゃ有名な心理現象で、先生から「この子は伸びる」と期待された生徒の成績が実際に上がったり、上司から「l君がリーダーだ」と言われるだけで発言量が増えたり、「あなたは誠実な人だ」と周りから評価が集まると不正をしにくくなったり……みたいなやつですな。人間ってのは“自分が演じている役”に合わせて行動を調整する生き物なので、役割を先に決めると、それに合わせて振る舞いを変えやすいんですよ。

 

これは社会心理学の実験でも繰り返し示されている現象で、たとえば「健康意識が高い人」と先生から言われた人は、与えられなかった学生よりも間食が少なかった、みたいな研究(R)もあったりします。それぐらい人間ってのは、自分の“意思”よりも“自己イメージ”に従いやすい生き物なんですな。

 

皆さまもご存じのとおり、人間の意志の力ってのはめっちゃ弱いし、使いすぎると消耗しちゃうかもしれない(※現在は議論あり)性質を持ってるんで、下手にここに頼らないほうが無難。「やめるぞ!」とがんばるのではなく、「自己イメージ」を強くしたほうが自然と悪癖が減る可能性が高くなったりするものなんですな。

 

そこで登場するのが、「未来の役割を先に演じる」ってアプローチで、具体的には以下のように実践してみてください。

 

 
パレオなチャンネル

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著者イメージ

鈴木祐

1976年生まれ。新宿区在住のライター/編集者。パレオダイエットにくわしい人。普段はチャイナ服ではありません。ライター歴は18年ぐらい。科学の知見を自分のカラダで試していくのが趣味で仕事。

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