2019年11月24日(日)にパシフィコ横浜 国立大ホールで、声優アイドルユニット「i☆Ris」の7周年記念ライブが行われると、ツアー千秋楽にて発表されました。私は最近(といって3年ぐらい前)ファンになったばかりですが、その3年間でもi☆Risは大いに進化を遂げており、リーダーの山北早紀さんが口にするように「東京ドーム」も夢ではないのかなと思っています。パフォーマンスは、東京ドームを公言してもおかしくないレベルなので、あとは、どれだけファンを増やせるか。これが一番の難題なんですけどね。
6月1日(土)に千秋楽を迎えた「i☆Ris 5th Live Tour 2019 ~FEVER~」中野サンプラザ夜公演は、チケット完売(約2200席)したものの、パシフィコ横浜(約5000席)はi☆Risにとって最大規模のキャパシティーとなっています。東京ドームの収容人数は約5万5000人ですから、パシフィコ横浜を満員にしても、まだ1割にも満たない。あの水樹奈々さんでさえ、デビューから10年以上かかっているのですから、東京ドームまでの道は果てしなく遠いのです。
現実問題として当面(例えば来年とか)、東京ドームは無理だとしても、パシフィコ横浜ぐらいは平然と公演できるグループになってほしい。今回はそういう気持ちで、i☆Risに関する記事を書いてみようと思いました。いや本音を言えば、バスツアーも落選したし、90分間並んで特典券をゲットできなかったので、これ以上ファンが増えたら嫌だなという気持ちもあるんですよ。しかし、停滞が続くならば解散の危機も高まるわけで、それは本末転倒。もう走り続けてもらうためにも、ファンは応援するしかないのです。
■まさに「FEVER」5thライブツアー
「i☆Ris 5th Live Tour 2019 ~FEVER~」は、本当に素晴らしかった。7月1日(月)までは「ニコニコ生放送」で映像を見られるので(プレミアム会員限定)、私が説明するよりも、映像を見てもらう方が手っ取り早いと思います。
https://live.nicovideo.jp/gate/lv320210052
i☆Risは“声優アイドルユニット”ということで、メンバーは声優でもあり、アイドルでもあります。声優だからできる表現もあることは確かですが、ライブに関して言えば、完全にアイドルです。
アイドルのライブの楽しみ方は人それぞれですが“未熟さ”も魅力の1つと言えます。うまく歌えなかったり、踊れなかったり。ステージ上でアイドルが四苦八苦する姿を見て「応援したい!」と思うわけです。しかし、長く活動していれば“未熟さ”だけで人気を維持することはできません。次から次へと“未熟さ”を売りにするアイドルが生まれてくるわけですから、ある時より“未熟さ”は魅力ではなく、欠点だと評価されます。
それでは長く活動を続けるアイドルは、どうすれば良いのか。いくつか選択肢があると思いますが、究極的にはパフォーマンスの完成度を上げるしかありません。“未熟さ”だけに魅力を感じるファンは切り捨てるしかないですし、そうしたファンも切り捨てられる前に去っていくはずです。残るのは成長を見届けたいファンだけ。そうしたファンを満足させるためにも、アイドルは常に成長しなければいけないし、高いパフォーマンスで新規のファンを開拓するしかない。
i☆Risは2012年7月7日に活動を開始。メンバーの変更がないまま、今年7周年を迎えるのですから、いまさらフレッシュさや未熟さは売りにならない。ですから、これまでになかったような曲調の楽曲にチャレンジしているし、ライブツアーでは椅子を使ったセクシーなダンスを披露するなど、新たな挑戦をしている。挑戦は必ずしも成功するわけでなく、時には“迷走”と評価されるわけですが、5thライブツアーに関しては大成功。まだまだ6人のi☆Risを見続けたいと思えるパフォーマンスでした。
これは単なる自慢なのですが、中野サンプラザ夜公演では、茜屋日海夏さんのサインボールをゲットできました。超うれしいです!
アンコールで客席から登場したi☆Risメンバー。推しはどこかな~と探したいたら、いつの間にかステージ上で寝っ転がっていました。それならばと、近くを通りかかった芹澤優さんにハイタッチを求めるも華麗にスルー。「推し変した人も覚えている」(イベンターノートの同人誌のインタビューに書いてあった)って本当なのでしょうか。私の隣にいた青い服を着た人たちとはハイタッチしていました。
■そうは言っても醍醐味は特典会、なのですが……
偉そうなこと書いていますが、なんだかんだ言って、チェキとか写メとかの特典会が、i☆Ris最大魅力だと思います。i☆Risのメンバーは間近で見ると、映像とか写真で見るよりも5倍増しでかわいいです。
そんなわけで6月8日(土)、お台場ヴィーナスフォート・教会広場で行われたi☆Ris 18thシングル「アルティメット☆MAGIC」発売記念リリースイベントに行ってきました。内容はミニライブ+特典会。CDを1枚買うと特典券を1枚もらえて、1枚で個別握手会に1回、3枚でグループショット写メ会・2ショットチェキ会・2ショット写メ会のいずれかに1回参加できるというシステムです。さらに先着順で、ミニライブの「整理番号付き優先観覧エリア入場券」が渡されます。
私は5月24日(金)に行われたネットサイン会で、すでに通常版とCD+DVD盤のセットを購入しているため、“買い足し”となります。
これまでは、事前にCDを購入することで特典券がもらえ、特典会は後日というパターンが多かったのですが、今回は当日会場で販売。この時点で嫌な予感がしていたのですよ……。
当日CDは8時30分から販売を開始。これまでならば9時に到着すれば大丈夫かなと予想します。しかし、先週の中野サンプラザが完売で、ニコニコ生放送の視聴者数も結構な数字に達している。つまり、これまで以上にファンが増えていると考えるべきです。そうなると、販売開始の時間には、会場に到着していないと危険だなと思うわけです。
そんなわけで6時30分に起床。片道1時間なので、これから準備しても大丈夫!と思ったのですが、トラブル発生。急な仕事が入っており、その作業に追われることとなります。結局、自宅を出たのは8時。現地に到着したのは9時でした。
お台場ヴィーナスフォートのファミリーマート横でCDが販売されていたのですが、「おっ、なかなかの盛況だな」などと余裕ぶっていいられたのは、ここまで。最後尾が全然見えない!青梅駅の先まで伸びています。取りあえず「整理番号付き優先観覧エリア入場券」は無理だろうなと思っていたら、9時40分に、その旨がアナウンスされます。ここまでは予想通りです。
しかし10時20分になると「通常盤とTVアニメ盤が完売」とアナウンスされます。通常版は1200円(税抜)で、TVアニメ盤は1300円(税抜)。残りは1800円(税抜)のCD+DVD盤のみということです。通常版を買おうと思っていたので、この時点で出費は1.5倍です。
しかし、買えるだけでも幸せなこと。なんて思っていたら10時30分前に「CD完売」とアナウンスされます。ショックのあまり、茫然自失です。
■芹澤優さんのファンに救われる!
そんな私を救ってくれたのは、友人(芹澤優さんのファン)でした。地方在住のため朝4時に家を出発。7時過ぎから並んで、やっと買えたCD+DVD盤3枚(と特典券3枚)を譲ってくれると申し出てくれたのです。いや「さすがに悪いだろう」と思ったのですが、そういう人間としての理性を破壊するぐらい、i☆Risは魅力的なのです。すぐさま「ありがとうございます!」と返信したのでした。
13時開演のミニライブは20分弱で終了。さあ特典会です。特典会はグループショット写メ会→2ショットチェキ会→2ショット写メ会→個別握手会の順番で行われます。ライブアイドル現場のグループショットは、数人が並んで終了ですが、i☆Risの場合は、いきなり長蛇の列です。今回が初めてという方は、取りあえずグループショットを選択しますよね。私の場合もそうでした。グループショットはチェキだとぼやけてしまうのですが、写メ(スマホ・ケータイのカメラ)ならば、結構きれいに写るものです。
2ショット写メ会が始まるまで時間があるので、教会広場を見下ろせる料理店でランチにします。1回注文をして1時間近く居座っていたのですが、本当にアイドルの仕事は大変だなと思うわけです。次から次へとやってくるオタクを相手に、常に笑顔で接している。これって、かなりの重労働ですよね。ランチを食べながら、友人相手に独り言をしゃべっているだけでも疲れるのですから。ちなみに独り言の内容は……。
「芹澤優さんのサービス精神は素晴らしい。意識も高いし、全てのアイドルは見習った方が良い」
「いまi☆Risのファンになったら、若井友希さん推しになったと思う。最近、急に大人っぽさが増した印象。i☆Risのライブは、若井友希さんの歌を聞きたいという部分が結構ある」
「久保田未夢さんから感じるプレッシャーはハンパない。(チェキ会のような)近距離で何かを命令されたら、拒否できる自信がない。あと、エモちゃんは超かわいい!」
そのほか「茜屋日海夏さんは美人」だとか「山北早紀さんがリーダーだったから、i☆Risはここまで来られた」とか、延々としゃべっていました。グループショット写メ会が終了したぐらいで、店を出ます。この後は友人と別行動です。
今回譲ってもらった貴重な特典券。使い道は澁谷梓希さんの2ショットチェキ会と決めました。澁谷梓希さんは単体で見るとドロシーそのものなのですが、i☆Risのメンバーとしては気配りができるタイプという印象です。ステージを見ていて、もっとアピールしてもいいのにと思うのですが、控えめなところも澁谷梓希さんの魅力であり、6人のバランスを考えると、その選択は正しいのかなと思います。
取りあえずチェキでは、DJ活動を応援していることと、(私の誕生日である)6月29日(土)に開催される「さーくるふぁいあー!!」楽しみにしていますとだけ伝えたのでした。
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