私が所属している王子法人会青年部会では例年、「きたっくすウォーク」というイベントを開催しています。そして昨年は、王子法人会の所属する東京法人会連合会(東法連)青年部会連絡協議会(青連協)5ブロックの共同プロジェクトとして、親子租税教室「都電deきっずたっくす2018」を開催しました。……固有名詞が長い!

2019年も王子法人会青年部会として「親子租税教室」を開催することになるのですが、例年とは趣向の異なる催しにしたいと考えています。詳細が決まりましたら、ここでもお知らせすると思いますので、参加していただくか、運営側のボランティアとして協力いただければ幸いと思います。そうした事情もあり、地域で行われるウォークラリーなどは積極的に参加し、私たちのイベントに役立てたいと考えています。というわけで、今回は「すがも商人まつり」のレポートです。

■巣鴨近辺8カ所を巡る「七福神ウォークラリー」

概要は下記URLを参考にしてください。

https://sugamo.or.jp/event_detail.php?id=353

アプリを使って計測した結果、最初のチェックポイント(私の場合は大正大学鴨台観音堂)から最後の中央抽選会場(江戸六地蔵尊眞性寺)まで約1時間30分、距離は3.89キロとなりました。日頃、家でゴロゴロしているだけの私にとって、かなり負荷の掛かる運動です。ここからは、自分たちでイベントを開催する場合を想定し、気になった点を挙げていきます。

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■第1チェックポイント:大正大学鴨台観音堂

「七福神ウォークラリー」の優れている点は、どのチェックポイントから参加しても良い点です。というわけで私が選んだのは、自宅から徒歩10分弱の場所にある大正大学でした。私は明治通り沿いから大正大学の正門をくぐったのですが、鴨台観音堂は反対の入り口、庚申塚商栄会(商店街)側にあります。私のように、正面から来る人は僅かだと思うのですが、それでも案内が貼られていました。参加者は、どこからやってくるか分からないため、こうした準備は重要です。

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このチェックポイントでは先着700名にお菓子がプレゼントされるのですが、お菓子をもらえるのはスタンプ2つ目以降の人に限られます。私は1つ目だったのでお菓子はもらえませんでしたが、この施策は参加者を庚申塚商栄会側に誘導する上で有効だと感じました。ほかのチェックポイントは、全て正門側よりも庚申塚商栄会側にあるからです。お菓子が目当ての人は、必ず庚申塚商栄会側から来るように誘導できている。これが意図されたものかは不明ですが、良いアイデアだと思いました。

なお、ほかの参加者の会話から得た情報ですが、開始から1時間弱でお菓子の配布は終了したようです。

■第2チェックポイント:庚申塚電停脇広場

先着500名に都電もなかを配布とのこと。子供には最中が評判良くないのか、うまい棒かもなかを選べるようになっていました。うまい棒、大人気ですね。広場内に収まりきらず、大行列となっていました。たくさんの人に来てほしいけど、人が来すぎても困る。運営側の悩みは尽きません。交通整理の人員を配置し、うまく行列をコントロールで来ていたと思います。スタンプ2つ目なので、私は都電もなかをもらいました。

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■第3チェックポイント:大東京信用組合脇

三角くじで当選したら植木鉢に入った花が当たる抽選会を実施。参加賞はソフトドリンクで、コーラなどの炭酸飲料やスポーツドリンク、お茶などが紙コップで配られていました。ペットボトルから紙コップに注ぐ作業自体は短時間で行えますが、ペットボトル内の飲料がなくなるタイミングで、そのドリンクを指定された場合、新たなペットボトルのふたを開けるまで、それなりに時間が掛かっていました。参加者から見れば、複数のバリエーションから選べることはメリットですが、配布する側からすると負担になっているように思います。この日は曇りがちでしたが、熱中症対策の役割を果たしていたと思います。

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大東京信用組合脇は最寄りのチェックポイントである庚申塚電停脇広場からも距離があります。庚申塚商栄会や巣鴨地蔵通り商店街と離れた折戸通り商栄会も参加することで幅広い地域をカバー、さらに参加者をばらけさせるなどの効果があったかと思います。一方で、自転車による参加者が確認されました。参加者がどこに駐輪しているかまでは確認しませんでしたが、じゅうぶんな駐輪場所がないとトラブルになる気がします。ほかのチェックポイントから距離があり、当選した場合の賞品が植木の花。地元の人間なら、自然と自転車を利用するのではないでしょうか。自分たちが主催する場合は、考慮すべき点だと思いました。

■第4チェックポイント:中山道待夢前

このチェックポイントに到着したのは11時50分。第1チェックポイントでスタンプをもらってから30分経過です。このウォークラリー、思った以上にしんどいかもと気付きます。当初は小1時間で全部回り、帰宅できると思ってたんですよね。ここでも10分ほど並んだのですが、「先着〇〇名のプレゼントがなくなった」みたいな声が聞こえてきます。こうなるとプレゼントがモチベーションの人は脱落するため、これからは比較的楽になることが予想されます。中山道待夢前では、現金500円が当たる大抽選会(1日100本)を実施。もちろんハズレだったのですが、参加賞として「すがもん」が描かれたアメをもらいました。 

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「すがもん、なんじゃそりゃ?」と思ったのですが、どうやら巣鴨地蔵通り商店街の人気マスコットのようです。確かに、すがもんの周りには人だかりができていたし、郵便局前のポストにもすがもんが飾られていました。こんな近所にゆるキャラがいたとは……。

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■第5チェックポイント:地蔵通り商店街入り口すがもん広場

12時10分に到着。これまでの混雑がウソのように、列はまばらです。このチェックポイントでは、えびせんべいかわらび餅がもらえます。私はえびせんべいを選んだのですが、揚げたてで大変おいしかったです。量もかなりあったので、おなかもいっぱいです。

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■第6チェックポイント:大鳥神社境内

地蔵通り商店街入り口から、思ったよりも距離がありました。途中、道に迷いながらも到着できました。やはり距離が離れているため、自転車で来ている人もいます。粗品を200名に進呈ということですが、粗品の配布は終了していました。あとウォークラリーとは関係なく、個人的な趣味として御朱印をいただきました。

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■第7チェックポイント:JR巣鴨駅南口ロータリー

総額30万円の大抽選会とのことでしたが、私がもらえたのは残念賞のサラダせんべいでした。この写真を撮影した12時40分になると、もう行列はありません。ウォークラリーに参加する人たちは、先着でもらえる賞品というモチベーションもあるとは思いますが、早い時間帯に行動する傾向が強いのかもしれません。

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■第8チェックポイント:巣鴨西友前

「粗品を参加賞として先着1000名様にプレゼント」ということで、ポケットティッシュをいただきました。賞品をもらえるのはスタンプ2つ目以降というレギュレーションを考慮すると、このチェックポイントが実質的なスタートなのかもしれません。

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■江戸六地蔵尊眞性寺中央会場

8つのスタンプを集めた人が参加できる抽選会。狙うは1等、5000円分の豊島区共通商品券ですが……。結果は参加賞の現金50円でした。50円でも現金ですから、うれしいですよね。ただ、スタンプの台紙は問答無用で回収。記念に持って帰りたかったのですが、わざわざ取り返したいかといえば、そうでもなかったので、参考資料として新しい台紙を持ち帰りました。

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■ウォークラリーを終えて

巣鴨地蔵通り商店街、庚申塚商栄会を通って帰宅しました。特に混乱は見られず、運営の手際の良さには、ただただ感心させられるばかりです。私が所属する王子法人会青年部会でも今秋、親子租税教室を開催することが決まっていますので、企画や運営などを行う上で参考にしたいと思います。