有料メルマガ『生け贄スタイルの理論と実践』の配信者である家入一真氏の周囲が騒がしいようです。
私自身も最近、金を振り込まない人の対応に苦慮しており、人ごととは思えないのですが・・・。実際には人ごとなので、私の感想は、有料メルマガ『人間迷路』の配信者である、やまもといちろう氏の感想に近いです。
家入一真2013 ~今年の一真は踏み倒しを寄付呼びかけで埋める~(やまもといちろうBLOG)
正直、若野さんが公開した家入さんとのやり取りだけでは、どのような発注形態でどのレベルの納品が行われた結果、50万円(税抜)という請求となり、家入さんが払わなかったのか良く分かりません。
結局、どのような交渉がされていたのか分からない以上は、どちらの訴えが正当なのか判定できないということです。
さて、一連の騒動を発端に、家入氏に対して「有料メルマガを配信していない」との批判が上がっています。おそらく、以下の記事を読んで、「これは許せん!」と脊髄反射してしまったのでしょう。
週刊(だったはずの)有料メルマガが一ヶ月間配信されなかった件(Film Goes with Net)
この記事が掲載された日付は2012年11月13日。過去、家入氏の有料メルマガが1カ月間配信されなかったことは事実ですが、最近は状況が改善されています。
◆家入一真『生け贄スタイルの理論と実践』/月4回/735円
http://yakan-hiko.com/ieiri.html
まず、発行周期を「毎週1回」から「月4回」に変更し、不定期での更新となりました。これで、1週間配信されなくても、1カ月間のどこかのタイミングで4回出せば「セーフ」ということになります。例えば、2月の場合、2月28日に3通配信していますが、無事、「月4回」のノルマを達成したことになります。
逆に、3月は「月2回」しか配信していないため、アウトの判定となります。しかし、4月2日配信号と4月3日配信号は3月分としてカウントするとのただし書きがあるため(参照)、3月に関しては最低限の義務を果たした形となります。なお、4月分は1通も届いていません。
つまり、「有料メルマガを配信していない」ということは、過去において事実であったが、現在は当てはまらないということです。以上の情報は、家入氏の有料メルマガを購読するまでもなく得られます。ですから、現在も「有料メルマガを配信していない」かのような批判をしている人は、情報を精査する能力が低いと思われるリスクを背負っていることになります。
◆『生け贄スタイルの理論と実践』の問題点
しかしながら、家入氏の有料メルマガは別の問題を抱えています。それは、家入氏の書き下ろし原稿がないことです。
家入一真『生け贄スタイルの理論と実践』(夜間飛行)
http://yakan-hiko.com/ieiri.html
数々のWEBサービスやカフェを立ち上げ、「遊び場」を作ってきた家入一真がメルマガ業界に殴りこみ(1年ぶり、2度目)。今の世を生き抜く為の思考や新しい働き方、「個」の可能性を引き出すアイデアなんかを書いていきます。質問や悩みに真剣に、時にはふざけながら答え、読者の方々と一方通行ではない関係性を築けたらと思っています。どうぞよろしくお願いします!
家入一真『生け贄スタイルの理論と実践』(BLOGOSメルマガ)
http://magazine.livedoor.com/magazine/56/archive
数々のWEBサービスやカフェを立ち上げ、「遊び場」を作ってきた家入一真がメルマガ業界に殴りこみ(1年ぶり、2度目)。 生け贄目線で書いたコラムや、最近の活動、新しいアイデア、周辺にいるヤバい方々との対談、おすすめの書籍などを週一くらいで連載。Q&Aのコーナーなどを通じて、質問や悩みに真剣に、時にふざけながら答えたり、ゆくゆくは読者の方々の参加型イベントなども考えているそう。
家入一真『生け贄スタイルの理論と実践』(まぐまぐ) ※最新号が第27号、もしかして配信停止?
http://www.mag2.com/m/0001561870.html
数々のウェブサービスやカフェ、ベンチャーを立ち上げ、「遊び場」を作りまくっている家入一真がメルマガ業界に殴りこみ(1年ぶり、2度目)。今の世を生き抜く為の思考やスキル、「個」の可能性を引き出すアイデアなんかを、実験的活動を通して得た経験から、生け贄目線で書いていきます。また、同時並行で進んでいる様々な人生実験の結果も報告します。質問や悩み相談などで、読者の方々と一方通行ではない関係性を築けたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
紹介文を読む限り、家入氏が何らかの原稿を書いている印象を受けますが、最後に書き下ろしの原稿(家入一真の「週刊コラム」)があったのは、2013年1月7日のことです。「家入語録(仮)」も面白いコーナーだとは思いますが、やはり、有料メルマガに対する情熱を失っているような印象を受けます。実際、家入氏は自身のTwitterにおいて、有料メルマガに関して言及することは、ほとんどなくなっています。
折角ですので、家入氏には、有料メルマガにて、今回の騒動に関する一部始終を説明していただければなと(有料メルマガだから話せるエピソード込みで!)、一読者として願うばかりです。
コメント
コメントを書く有料メルマガを出すなら、続けるという覚悟を持ってくださいね。 竹本淳一
>>1
逆に、「これは無理だ」と思ったら、すっぱりやめた方が、みんなハッピーだと思いますけどね。