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人生エロエロ 第560回 みうらじゅん「ゴジイさん」
コメ0 週刊文春デジタル 11ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。 問題の先送りよりもよろしくないのは、ビデオの早送りだと思っている。 昔はどんなに長ったらしい導入部であってもただただ、本番が始まるのを待っていたものだ(ここで言う“本番”とは、楽しみにしているシーン)。 怪獣映画であれば、怪獣が登場、大暴れするシーン。...
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SMポルノ小説の伝統を江戸時代まで振り返るよ。
コメ0 弱いなら弱いままで。 48ヶ月前
団鬼六の小説が好きです。知る人ぞ知る、そして知っていてもべつに自慢にならないポルノ小説の巨匠なのですが、ぼくはこの人の小説がすこぶる好きでならないのです。 まあ、ほとんど物語の筋書きらしきものはなく、ただひたすら酸鼻な凌辱場面が繰りひろげられているだけなので、ほとんど最後まで読み通せたためしは...
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観念と官能。不浄と豊穣。静謐と猥雑。そして、タナトスとエロス。
コメ0 弱いなら弱いままで。 52ヶ月前
作家・団鬼六の業績をまとめた『花は紅』という本がある。団鬼六といえばいうまでもなく日本の官能小説の礎を築いたSM文学の巨匠なのだが、いまとなってはあまり読まれない作家であるかもしれない。 ただ、映像化された作品はいまなおNetflixなどで見ることができ、その名を知る者は少なくないだろうと思う。 で、こ...
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SMはひとつの愛のかたちなのかもしれない。
コメ0 弱いなら弱いままで。 104ヶ月前
今村陽子『ほんとのかのじょ』。 またまた百合漫画です。最近、ぼく、百合の単行本をよく読んでいるよなー。まあ、BLも読んでいるんですけれど(笑)。 今回は百合といっても一風変わっていて、SMの話です。 根っからのどMの少女もえと、彼女に告白されて好きになってしまった少女ゆーかの物語。 ゆーかは本来サデ...
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「真剣師 小池重明/団鬼六」■笹原圭一の書評やれんのか2015
コメ0 Dropkick 114ヶ月前
かつてはPRIDEやDREAMの運営に携わり、格闘技界一の読書家として知られる笹原圭一氏がお送りする書評コーナー。今回取り上げる本は「真剣師 小池重明/団鬼六」です最近、ホントに痛ましい事件が多いように感じている笹原です。ニュースを見れば、胸を締め付けられるような事件ばかり。ただ平和に暮らしたいというささ...
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18歳未満はお断り 『花と蛇 ZERO』トーク&緊縛ショーイベントに15組30名様ご招待
コメ0 AOLニュース 129ヶ月前
Filed under: 国内, 芸能, AOL限定, プレゼント・試写, カルチャー, 映画, 深夜杉本彩主演作から10年―。団鬼六の官能小説を原作に、これまで8本もの劇場映画が作られてきた人気シリーズ『花と蛇』。その最新作にしてすべてが全く新しい作品となった『花と蛇 ZERO』公開を記念
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第一回団鬼六賞大賞受賞! 狂乱の官能小説『花祀り』を読む。(1869文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 145ヶ月前
第一回団鬼六賞の大賞を受賞した花房観音『花祀り』の書評です。いやー、ぼくはこの手の小説、好きですね。こういう、なまめく人間の情念の世界、エロスとタナトスが交錯する生々しい肉欲の物語が好きなんですよ。一方でオタク的な観念の世界も好きではあるんですが、時としてもっと豊穣なものにふれたくなることもある...