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週刊『夏野総研』vol.499【ビジネスのヒントは「開き直り」】
コメ0 週刊『夏野総研』 26ヶ月前
【Abemaを見習え!】 〈その2〉 今度はABEMA側の状況を見てみよう。ABEMAには放送が開始された番組を放送中でも最初から視聴できる機能などが使える「ABEMAプレミアム」という有料プランがある。ただ、基本的には無料で視聴することができる。ABEMAの主なビジネスモデルは、CMによる広告収入、そしてプレミアム課金、...
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週刊『夏野総研』vol.498【Abemaを見習え!】
コメ0 週刊『夏野総研』 27ヶ月前
【Abemaを見習え!】 〈その1〉 今回はネットメディアのマネタイズについて考えてみたいと思う。 先日、このような記事があった。 ◆「朝日新聞」電子版、全記事有料に 課金路線に舵、「不動産が本業」払拭なるか:一部の速報は無料継続
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週刊『夏野総研』vol.497【「世界で勝てる日本の産業」は何だ?】
コメ0 週刊『夏野総研』 27ヶ月前
【「世界で勝てる日本の産業」は何だ?】 「日本がこれから勝負できる産業は何ですか?」という質問をされることがある。 その一つはインバウンド需要だろう。今はコロナの水際対策などもあり、観光業は厳しい状況だ。日本への観光目的の入国は団体ツアーに限られているため、多くの外国人が日本ではなく韓国やタイ、...
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週刊『夏野総研』号外【まもなく「夏野剛×中島聡」対談スタートです!】
コメ0 週刊『夏野総研』 27ヶ月前
いつも『週刊夏野総研』をご購読いただき、誠にありがとうございます。 今夜22:00からニコ生を行いますので、みなさまご視聴ならびにコメントでの参加をいただけますと幸いです!
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週刊『夏野総研』vol.496【「地域応援キャッシュレス」を舐めてはいけない】
コメ0 週刊『夏野総研』 27ヶ月前
【QRコード決済の「ダークホース」】〈その2〉 PayPayは普及率アップを図るべく、店舗側の手数料を長らく無料にしていた。この無料サービスに惹かれてPayPayを導入したお店も多かった。無料かつ、リーダも不要。QRコードをプリントアウトすれば、お客さんのスマホがリーダになってくれる。すると、初期費用はほぼ無料...
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週刊『夏野総研』vol.495【QRコード決済の「ダークホース」】
コメ0 週刊『夏野総研』 27ヶ月前
【QRコード決済の「ダークホース」】 〈その1〉 私は、PayPayなどのQRコード決済が「次世代の決済手段」と呼ばれることに懐疑的だった。これは今でも変わっていないが、最近注目され始めた「あるQRコード決済」には注目している。 それが「かながわPay」や「せたがやPay」といった自治体が運営する決済手段だ。「か...
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週刊『夏野総研』vol.494【岸田政権が抱える爆弾】
コメ0 週刊『夏野総研』 28ヶ月前
【岸田“安定”政権の脆弱性】〈その3〉 岸田政権にとってこれから国政選挙のない安定的な3年だが、同時に成果も問われる3年になる。 成果を出そうとすると、自民党内が満場一致ではないことにも手を出さないといけない場面も生まれる。例えば、夫婦別姓など女性の問題などに関するアジェンダは、自民党の中の保守派と...
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週刊『夏野総研』vol.493【焦る、岸田政権】
コメ0 週刊『夏野総研』 28ヶ月前
【岸田“安定”政権の脆弱性】 〈その2〉 岸田政権下で自民党が中道寄りになったことで、改革志向は弱くなった。その分を、今回の参議院選挙で日本維新の会が国民に訴えた。そのポジショニングの結果、自民党のリベラル化に不満を持つ層の吸収につながった。 一方で、立憲民主党は、自民党が中道に動いたことで立憲民...
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週刊『夏野総研』vol.492【岸田“安定”政権の脆弱性】
コメ0 週刊『夏野総研』 28ヶ月前
【岸田“安定”政権の脆弱性】 〈その1〉 先日行われた参議院選挙。事前の予想どおり、自民・公明の与党が圧勝を収めた。与党は今回76の議席を獲得し、非改選議席を含めても146議席と参議院の過半数を突破。そして、今後3年間は大きな国政選挙が控えていない。つまり、現政権は支持率が下がるリスクがあるような大胆な政...
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週刊『夏野総研』vol.491【ホテル予約サイト「爆安」のカラクリ】
コメ0 週刊『夏野総研』 28ヶ月前
【ホテル予約サイト「爆安」のカラクリ】 夏休み前になったからか、「旅行予約サイト」の広告をよく目にするようになった。楽天トラベルや一休、海外勢では『agoda』など、こういったサービスを利用したことがある人も多いだろう。先週末はテレビでagodaのCMを見る機会が多かった。
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週刊『夏野総研』vol.490【「社内公用語の英語化」に意味はあるのか?】
コメ0 週刊『夏野総研』 29ヶ月前
【「社内公用語の英語化」に意味はあるのか?】 先週、このようなニュースがあった。 ◆シャープ、社内公用語を1年後に英語に グローバル人材育成加速https://bit.ly/3u47zdV 現在、シャープの社長は親会社でもある台湾の『鴻海精密工業』出身の呉社長だ。そんな呉社長は「社内公用語を1年後に英語にする」という方...
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週刊『夏野総研』vol.489【大企業の「パクリサービス」が失敗する理由】
コメ0 週刊『夏野総研』 29ヶ月前
【大企業の「パクリサービス」が失敗する理由】 SNSやフリマアプリなど世の中に新しいサービスが登場し、それが人気を博すと、キャッチアップされる。えげつない「パクリ」をする企業もいるし、そのなかに大企業の姿を見かけることも珍しくない。 では、新しいサービスが流行ったとき、特にベンチャー企業など規模の...
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週刊『夏野総研』vol.488【「本を売らない本屋」の可能性】
コメ0 週刊『夏野総研』 29ヶ月前
【「街の書店」の救世主は誰だ?】〈その2〉 では、本を特別好きではないような層をリアル書店に足を運ばせることは可能なのか。一見、難題のように思えるが、これを10年以上前から手掛けているお店がある。それが『蔦屋書店』(https://bit.ly/3xHLjHR)だ。TSUTAYAでおなじみのCCCが運営する書店のことで、「オシャ...
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週刊『夏野総研』vol.487【「街の書店」の救世主は誰だ?】
コメ0 週刊『夏野総研』 29ヶ月前
【「街の書店」の救世主は誰だ?】 〈その1〉 先日、書店に関するこのようなニュースがあった。 ◆文教堂書店赤坂店が6月で閉店へ 赤坂駅周辺から書店が(ほぼ)なくなる事態にhttps://bit.ly/3aW6Kxa 赤坂にあった書店「文教堂書店赤坂店」が、ビル建て替えのために閉店することになった。これによって赤坂駅周辺の...
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週刊『夏野総研』vol.486【ディズニーランドが犯した「らしくないミス」】
コメ0 週刊『夏野総研』 30ヶ月前
【なぜ大渋滞の高速道路に乗ってしまうのか?】〈その2〉 というわけで、ゴールデンウィークや年末年始といった繁忙期は、高速道路料金を3倍に上げてしまってもいいだろう。「3倍も上げるのか!?」と驚く人がいるかもしれない。だが、そうやって驚く人がいるくらいの金額差を付けないと、時期をずらすインセンティブに...
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週刊『夏野総研』vol.485【なぜ大渋滞の高速道路に乗ってしまうのか?】
コメ0 週刊『夏野総研』 30ヶ月前
【なぜ大渋滞の高速道路に乗ってしまうのか?】 〈その1〉 なぜ人は渋滞する高速道路に乗るのか。今年もゴールデンウィークには多くの高速道路で大渋滞が発生していた。『GWのUターン渋滞 最大28km 5日はさらに...45km予測も』(https://www.fnn.jp/articles/-/356001)というニュースは例年報じられ、ゴールデンウィ...
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週刊『夏野総研』vol.484【大学に行って「損する人、得する人」】
コメ0 週刊『夏野総研』 30ヶ月前
【「大学に行く価値」はあるのか?】〈その2〉 世の中の大学生のほとんどが、 ・とりあえず先が決まっていない ・親も「大学には行け」と言う ・4年間、辛いことからも逃れたい といった理由で大学に進学していく。しかし、先週もお伝えしたように、大学に行く価値がある人は、以下を満たす人だ。
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週刊『夏野総研』vol.483【「大学に行く価値」はあるのか?】
コメ0 週刊『夏野総研』 30ヶ月前
【「大学に行く価値」はあるのか?】 〈その1〉 先日、「大学に行く理由」について、Twitter上で議論が起きていた。 今回は私なりの意見を述べてみたい。 まず、「今の時代、大学に行く意味はない」とは思っていない。だからといって、「みんなが大学に行くべきである」とも思っていない。条件や状況によって、「...
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週刊『夏野総研』vol.482【あなたの企業が、ウクライナのためにできること】
コメ0 週刊『夏野総研』 31ヶ月前
【あなたの企業が、ウクライナのためにできること】 5月10日火曜日、つまりこのメルマガが配信される今朝の日経新聞・読売新聞・朝日新聞にKADOKAWAはある全面広告を掲載した。 KADOKAWAから出版されている9つの戦争に関する作品のカバー写真とともに「今こそ戦争について、考えよう」というメッセージを寄せた。
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週刊『夏野総研』vol.481【携帯キャリアのシェア低落を導く「25%の呪縛」】
コメ0 週刊『夏野総研』 31ヶ月前
【「ソフトバンクの背中」が見え始めた楽天】〈その2〉 プラチナバンドが喉から手が出るほどほしい楽天モバイルだが、果たして楽天モバイルにはプラチナバンドが割り当てられるか。 ここで登場するのが「総務省」だ。この総務省のスタンス次第で、楽天モバイルがプラチナバンドを獲得できるかどうかが決まる。
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週刊『夏野総研』vol.480【「ソフトバンクの背中」が見え始めた楽天】
コメ0 週刊『夏野総研』 31ヶ月前
【「ソフトバンクの背中」が見え始めた楽天】 先日、以下のようなニュースがあった。 ◆楽天モバイル社長「もう我慢できない」 国にプラチナバンドを要望へhttps://bit.ly/3Ky1LPW 記事は楽天モバイル社長が朝日新聞のインタビューに応じたもの。楽天モバイルは「プラチナバンド」を2023年までに割り当ててもらうよ...
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週刊『夏野総研』vol.479【なぜ一流のビジネスマンはSFを読むのか】
コメ0 週刊『夏野総研』 31ヶ月前
【なぜ一流のビジネスマンはSFを読むのか】 少し前に「AIやロボットに取って代わられる職業」が盛んに取り沙汰された。今でも「10年後になくなる職業」などが特集されているのをよく目にする。 人間が本来やらなくてもいい業務や作業がAIやロボット、そしてデジタルに置き換わるのであれば、本来は喜ぶべきことだ。...
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週刊『夏野総研』vol.号外【夏野剛×中島聡 特別対談の書き起こし】
コメ0 週刊『夏野総研』 31ヶ月前
夏野:僕は思うんですけど、そんなことを話している場合じゃないんじゃない。だって、本当にウクライナの状況は、日本の企業の未来がどうとか、そんなのんきなことを言ってる場合じゃないことになっていますよね。この21世紀の今、こういう状況を目にしなきゃいけないことになるとは、想像もしなかった。しかもこれが、...
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週刊『夏野総研』vol.478【急増する「ヨガウェア」を着たビジネスマンの秘密】
コメ0 週刊『夏野総研』 31ヶ月前
【急増する「ヨガウェア」を着たビジネスマンの秘密】 世間がコロナ禍で騒然としていた頃、私はある予測を立てていた。それが「ユニクロは業績を落とし、反対にルルレモンは業績を伸ばす」というものだった。 この予想の真意はこうだ。コロナ禍によってステイホームが叫ばれ、自宅で過ごす時間が増えた。すると、外...
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週刊『夏野総研』vol.477【個人では勝つが、「組織力」で負ける日本企業】
コメ0 週刊『夏野総研』 32ヶ月前
【個人では勝つが、「組織力」で負ける日本企業】 先日、ファッションブロガーのMBさんと話していて、不思議に思うことがあった。 日本には個人の名前で活躍するファッションデザイナーが多くいる。コム・デ・ギャルソンの創始者である川久保玲やヨウジヤマモト、イッセイミヤケなどは、世界でもその名が知られてい...
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週刊『夏野総研』号外【4/4(月)22:00より、ニコ生対談を行います!】
コメ0 週刊『夏野総研』 32ヶ月前
いつも『週刊夏野総研』をご購読いただき、誠にありがとうございます。 今夜22:00からニコ生を行いますので、みなさまご視聴ならびにコメントでの参加をいただけますと幸いです!
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週刊『夏野総研』vol.476【空前の好景気に沸く「Netflix産業」】
コメ0 週刊『夏野総研』 32ヶ月前
【空前の好景気に沸く「Netflix産業」】 コロナ禍でますます勢いに乗る「Netflix」。2021年7月現在、全世界の加入者数が2億900万人を超えている、モンスター級の動画配信サービスだ。今では、Meta(Facebook)やAmazon、Apple、Alphabet(Google)らとともに「FAANG」と呼ばれるアメリカのビックテックの一員としても...
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週刊『夏野総研』vol.475【自らの手で「未来の太客」を“出禁”にする日本】
コメ0 週刊『夏野総研』 32ヶ月前
【「公平性」を優先し、没落する日本】〈その2〉 新型コロナウイルス対策の一環として日本が行っている入国制限はかなりマズいと言わざるを得ない。日本に来てくれる外国人を事実上、シャットアウトしている今の状態は、日本にとって長期的に大きな損害をもたらしてしまっている。
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週刊『夏野総研』vol.474【「公平性」を優先し、没落する日本】
コメ0 週刊『夏野総研』 32ヶ月前
【「公平性」を優先し、没落する日本】 〈その1〉 「公平さ」を気にするあまり、日本では「有料課金モデル」の導入が遅れている。 少し前の話になるが、東京スカイツリーがオープンで賑わっていた頃に家族を連れて訪れたことがあった。そこで気になったのは、とにかく待ち時間が長いことだ。「日曜日に行くからだ」と...
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週刊『夏野総研』vol.473【悪魔に魂を売って「稼ぐ」テレビ局】
コメ0 週刊『夏野総研』 33ヶ月前
【悪魔に魂を売って「稼ぐ」テレビ局】 リモートワークにシフトすると、自宅で過ごす時間が増える。ビデオ会議の予定が埋まっていても、ランチタイムには休憩を取っている。BGM代わりにでもなればいいと思い、テレビを付けるとワイドショーが放送されている。最近ではウクライナ情勢が特集されているが、相変わらず新...
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週刊『夏野総研』vol.472【メタバース狂信者が見ている「幻想」】
コメ0 週刊『夏野総研』 33ヶ月前
【「メタバース」は世界を変えることができない】〈その2〉 さまざまな理由から“現実味”がなく、世界を一変させるようなポテンシャルを持ち合わせていないメタバース。 だが、マーク・ザッカーバーグをはじめ、メタバースに大きな可能性を感じている人らが思い描くような世界がやってくる可能性は0ではない。
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週刊『夏野総研』vol.471【「メタバース」は世界を変えることができない】
コメ0 週刊『夏野総研』 33ヶ月前
【「メタバース」は世界を変えることができない】 〈その1〉 昨年11月、Facebookが『Meta』(以降、メタ社)に社名を変更し、大きな話題を集めた。Metaの由来は「メタバース」であり、メタバースとは3次元の仮想空間やそのサービスを指す。 Facebookから社名を変更したことで、これまでのSNSやメッセージングアプリ事...
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週刊『夏野総研』vol.470【「業界4番手」のウマミ】
コメ0 週刊『夏野総研』 33ヶ月前
【「業界4番手」のウマミ】 あるサービスが流行り、一つの「産業」にまで発展すると、二番手三番手を狙うプレイヤーが出てくる。例えば、フリマ。メルカリの爆発的な普及によってフリマアプリの市場は活性化した。もともとヤフオクなどフリマ市場は存在していたが、スマホアプリベースではメルカリが独自の地位を獲得...
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週刊『夏野総研』vol.469【葬儀屋に学ぶ「マーケティングの極意」】
コメ0 週刊『夏野総研』 34ヶ月前
【「葬儀屋」儲けのカラクリ】[第三回] 葬儀屋は儲かりやすいビジネスモデルではあるが、まだまだ改善の余地があるのも事実だ。 例えば、リテンションマーケティング。葬儀屋というのは、一期一会な部分が大きい。地方などであれば決まった葬儀屋に頼む場合もあるかもしれないが、都会は違う。業者の選択肢が複数...