-
「女性の活躍で圧勝した『朝ナマ』の議論」小林よしのりライジング Vol.195
コメ113 小林よしのりライジング 99ヶ月前
9月30日深夜、「激論!象徴天皇と日本の未来」をテーマに行われた『朝まで生テレビ!』に出演した。 先月に引き続き2か月連続の天皇をめぐる討論になるが、今回は向かい側に「Y染色体カルト」のツートップ、八木秀次と竹田恒泰がそろい踏みである。 どうなることかと思ったが、相変わらず竹田が天皇陛下の生前退位を...
-
「花形満の時代、星飛雄馬も左門豊作もいない」小林よしのりライジング Vol.190
コメ187 小林よしのりライジング 100ヶ月前
先週に引き続き、リオ・オリンピックのメダルラッシュから考察を進めてみたい。 先週、今回のメダリストたちにはナショナリズムの感覚が希薄だと指摘したが、もう一つ彼ら・彼女らに希薄…というより、もはや皆無だと感じたものがある。 それは「ハングリー精神」である。 読者の中に知っている人がどれだけいるか分...
-
「新自由主義の見本市・韓国――就職浪人と貧困街タルトンネ」小林よしのりライジング Vol.187
コメ234 小林よしのりライジング 101ヶ月前
前回のトンデモ見聞録では、先進国の格差社会のなかに生まれる、一見してそうとは把握しづらい《相対的貧困者》の実態として、「格差の先進国アメリカ~貧困だから太る子供たち」を書いた。アメリカ人といえば「ジャンクフードが好きで太っている」という大雑把なイメージを持つ人は多いと思うが、その実態は「カネが...
-
「幸せよりもカネが欲しい高齢者」小林よしのりライジング Vol.186
コメ106 小林よしのりライジング 101ヶ月前
今の高齢者は、圧倒的に「幸せよりもカネが欲しい」と思っている! 博報堂生活総合研究所が60~74歳を対象にした「シルバー意識調査」の結果を発表した。 その中に「欲しいもの」を「若さ」や「名誉」など20項目から3つ選ぶという質問項目があり、1位は「健康」、2位が「安定した暮らし」、3位が「お金」となった。...
-
「天皇陛下、生前退位のご意向」小林よしのりライジング Vol.185
コメ115 小林よしのりライジング 101ヶ月前
天皇陛下が生前退位のご意向を示されているという報道は衝撃だった。 7月13日にNHKが第一報を報道すると、たちまち全マスコミが後追いし、天皇陛下が退位して皇太子殿下へ譲位したいと考えておられることは、たちまち疑いない既成事実の扱いとなった。 皇室典範に生前退位の規定はなく、ご意向を叶えるには典範の改...
-
「生活保護に潔癖を求めるせちがらい世の中」小林よしのりライジング Vol.182
コメ148 小林よしのりライジング 102ヶ月前
世知辛い(せちがらい)という言葉が最近使われなくなった。 暮らしにくい、心にゆとりがない、金銭に細かくてケチくさいという意味だ。舛添都知事の細かいカネの使い道に目くじら立てて、辞職にまで追い込むという不寛容さも、尋常ではない。 格差社会の貧困層が、自分の分かる範囲でのセコいカネの無駄づかいに、...
-
「民主主義批判は実はタブーである」小林よしのりライジング Vol.181
コメ228 小林よしのりライジング 102ヶ月前
結局は、愚かな民が愚かな政治家を担いでいただけ、民主主義がいかに愚劣なものかということをいやというほど見せつけたのが、「舛添都知事への集団リンチ、舛添おろし」である。 わしが描いた『民主主義という病い』(幻冬舎)が発売された直後に、本の内容とリンクする現実が、勃発してしまったのだから面白い。 ...
-
「アベノミクス『大本営発表』と日本の敗戦」小林よしのりライジング Vol.162
コメ88 小林よしのりライジング 107ヶ月前
年明け早々、安倍首相の「パート月収25万円」発言が波紋を呼んだ。 こういう発言が首相の口から出ると、わしとしては「やっぱり自民党というのは、国民の実情をまったく知らないで、経済政策をやっているのだな」と確信する。「ただ株価だけしか見ない首相によって、富裕層向けの経済政策しかする気がないんだな」と...
-
「トリクルダウンがなければアベノリスクは確定」小林よしのりライジング Vol.161
コメ73 小林よしのりライジング 107ヶ月前
今年は元旦の『朝まで生テレビ』出演からスタートとなったが、番組はいつもより長丁場で5時間近くに及んだにもかかわらず、そのうち3時間近くがアベノミクスに関する議論に費やされた。 そのために予定にあった慰安婦問題の「日韓合意」に関する議論は一言も触れられずに「時間切れ」で終わってしまった。 わしは...
-
「恐るべき実態!深刻化する女性の貧困」小林よしのりライジング Vol.84
コメ216 小林よしのりライジング 128ヶ月前
4月27日に放送されたNHKスペシャル「調査報告 女性たちの貧困~新たな連鎖の衝撃」で見たが、若い女性の貧困化がもの凄いことになっている。 都内のインターネットカフェで、41歳の母親と、19歳と14歳の娘2人がそれぞれ別のブースでもう2年半も暮らしている。 母親は10年前離婚し、看護助手として女手ひとつで子供...