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「木の上に立って見ている」
コメ0 草の根広告社 4日前
木の上に立って見ているのが親なのだとつくづく思う。見ていると心配になることも多いけれど簡単に介入することもできない。それが子どもの世界だ。大人が介入してさらに面倒なことになったという話もたくさん聞くし、介入しなかったことで取り返しのつかないことになった話も数多く目にしてきた。
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「58-24-4と58-(24-4)の答えが違う理由は?」
コメ0 草の根広告社 1ヶ月前
娘が算数でかっこ付きの計算を学んでいた。かっこ付きの部分を先に計算するというルールだ。加えて計算をラクにする為に自分でかっこを付けることも学んだ。たとえば「48+17+3」なら自分で「48+(17+3)」とし「48+20」にすることで筆算を使わずとも暗算で答えを導き出すというように。 問題は娘がそれを引き算で...
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「夢に縛られるか、夢に齧り付くか」
コメ0 草の根広告社 1ヶ月前
先日渋谷のラジオで話を美容師の方に話を伺う機会があった。美容師になりたいと思ったのは三歳の時だったそうだ。きっかけは美容師だった叔母さんの仕事振りがかっこよく見えたこと。そこから一度もよそ見することなく一直線で美容師になったという。親御さんからは何度も「他のことにも触れてみたら」と助言されたそ...
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「知らないということはなんて素晴らしいんだろう」
コメ0 草の根広告社 2ヶ月前
学校帰りの娘と134号線沿いを歩いていたときのことだ。背後から走り抜けていったトラックに自動販売機が3台積載されているのを見て娘が大きな声を上げた。「どうしたの?」 娘の意外過ぎる答えにぼくは言葉を失う。
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「世界がこんなにも美しいなんて」
コメ0 草の根広告社 2ヶ月前
空が青い。湿度が下がってきたおかげだ。空気中の水蒸気が減って薄い空色だった夏空が秋の色を纏っている。 さわやかな秋晴れの朝をランドセルを背負った娘と手を繋いで歩いていく。もう二年生だ。そろそろひとりで登校させた方がいいんだろうなと思いつつ、心配症なのと、一緒に歩くことのできる季節の短さを思うと...
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「信用してはいけないよ」
コメ0 草の根広告社 5ヶ月前
その日の午後2時40分、青信号で横断歩道を渡っていた小学一年生が赤信号を無視して突っ込んで来た自動車にはねられて意識不明というニュースを見て背筋が凍る思いがした。
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「人は何のために勉強しているのか」
コメ0 草の根広告社 5ヶ月前
「何のために勉強しているのかわからないよ」と娘が口を尖らせて言った。「そうなんだ。何のために勉強しているのかわからないんだね」ぼくは否定も肯定も質問もしなかった。 外国の子育て本で読んだ子供の自立的思考を促す聞き方という奴を実践した。
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「集団生活における自由と秩序」
コメ0 草の根広告社 5ヶ月前
旅行の前になると風邪をひくというのも子供あるあるなんだろうか。娘が感染症を患った。楽しみにしていた週末旅行がキャンセルになった。春休みの旅行に続いて二度目だよと今も悔しそうに泣いている。
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「子供の自主性をどう育んでいくか」
コメ0 草の根広告社 6ヶ月前
ある打ち合わせの場でこんな話を聞いた。「日本の子供たちは自己肯定感が低い。かつ未来が自分の手で変えられると思っていない」 7歳の子供がいるぼくにとっても耳の痛い話だった。
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「母の日のもうひとつの意味」
コメ0 草の根広告社 6ヶ月前
妻が娘に「いつもありがとう」と母の日のプレゼントを贈られている姿に今年も目頭が熱くなる。 母の日。子供の頃は当たり前のように子が母に感謝するだけのものだと思っていた。ところが同じものでも視点が変わると違う意味が見えてくるように自分が親になってからは違う意味合いを感じるようになる。
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「波紋を生まないように」
コメ0 草の根広告社 6ヶ月前
娘が相変わらずトットちゃんに夢中だ。「窓際のトットちゃん」を読み終えた後すぐに「続・窓際のトットちゃん」に突入した。あんまり夢中で読んでいるので妻が気を利かせて買っておいてくれたのだ。続編を42年待っていた人も多い中、たまたま手に取ったタイミングがトットちゃんと同じ学年で、かつ続編が発売されたば...
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「きのうごはんなにたべたの?」
コメ0 草の根広告社 6ヶ月前
父親が仕事で地方に行くことを世間では出張と言うらしい。ぼくが仕事で数日間家を空けていることを娘が友達に話したら「そうか、パパ、出張なんだね」と言われたんだそうだ。 だが、ぼくは出張ではなく、旅と呼びたい。
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「言われなくても分かっていることを親に何度も言われるほど子供にとって苦痛なことはない」
コメ0 草の根広告社 6ヶ月前
朝ごはんに時間が掛かる。いや、朝ごはんが遅い。正確に言うと娘が朝ごはんを食べるのが遅い。省略しているのはぼくと妻もだし、娘自身もそう言っているからだ。 毎朝「早く食べないと学校に遅れるよ」と妻やぼくに急き立てられている。言っている方も言われている方も憂鬱な気分になる。早起きして用意してくれてい...
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「話したい誰かがいるという初期衝動」
コメ0 草の根広告社 7ヶ月前
「英語を習いたい」と娘が言った。二年生になる少し前のことだった。保育園の頃からの友達が誘ってくれたのだという。彼女は英語を母国語としているお父さんと会話する為に一年ほど前から通っているのだという。
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「やさしさがやさしい心を育んでいく」
コメ0 草の根広告社 7ヶ月前
娘が小学一年生として過ごした春夏秋冬を終えた。それはぼく自身が小学一年生の親として過ごした春夏秋冬でもある。修了式の朝、一緒に通学している友達との待ち合わせ場所までの道を歩きながら、娘が「一年生の想い出ベスト3」を教えてくれた。