週刊文春デジタル
一月二十六日、ニューヨーク連邦地裁の陪審は、ドナルド・トランプ前米大統領(77)に名誉毀損で八千三百三十万ドル(約百二十三億四千万円)の支払いを命じた。
はじまりは二〇一九年にジャーナリストでファッション誌「エル」元コラムニストのジーン・キャロル(80)が、一九九〇年代にマンハッタンの高級百貨店の下着売場の更衣室でトランプに性的暴行を受けたと公表したこと。これに当時大統領だったトランプが反発したのだ。
性的暴行とそれに関わる損害賠償については既に昨年五月にキャロル側の訴えを認めトランプに賠償金五百万ドル(約七億四千万円)の支払いを言い渡した。しかしトランプは控訴し、キャロルに対する攻撃・誹謗中傷・虚偽発言を止めず、煽られたトランプ支持者も彼女への誹謗中傷や殺害予告などを繰り返し行った。
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