世界最大のプロレス団体、WWEの帝王、ヴィンス・マクマホン(78歳)が性加害で追及されている。
ヴィンスは1982年に父からアメリカ東北部ローカルのプロレス団体だったWWFを買収し、全世界規模のエンターテインメント企業に成長させた。
現在、WWEの企業価値はおよそ210億ドル。去年、WWEは総合格闘技団体UFCと合併してTKOという会社になり、ヴィンスはその取締役に就任。さらにWWEはNetflixと配信契約を結んだが、その額は10年間で50億ドル! ヴィンス自身の純資産は30億ドル前後と推定されている。
ところが今年1月26日、ヴィンスはそのTKOの取締役を辞任した。理由は、その前日、元WWE従業員のジャネル・グラントさん(現在43歳)がヴィンスとWWEを性的暴行と性的人身売買で告訴したからだという。