閉じる
閉じる
×
カッコをつけることほどカッコ悪いことはない。わたしはどんなことがあっても、カッコをつけていることを悟られないよう長年、細心の注意を払ってきた。
わたしから見ると最近の若者は理解を超えている。男が臆面もなくファッション誌を読み、脱毛し、パックし、メイクし、エステに行き、整形し、その上、散髪し、爪を切り、風呂にまで入って、テンとして恥じることがないのだ。
若者がこんなに軟弱でいいのか。わたしの中には、「男たるもの、見た目には無関心であれ」という確固たる信念がある。
立ち居振る舞いも例外ではない。女性タレントは脚を斜めに揃えて座り、コンテストに出た犬は見栄えのいい立ち方をさせられるが、もし男に「美しい座り方」があっても、そんなカッコをつけた座り方は心理的にできないだろう。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
週刊文春デジタル
更新頻度:
毎週水,木曜日
最終更新日:2024-11-21 05:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。