閉じる
閉じる
×
大統領選投票日9日前、ドナルド・トランプとカマラ・ハリスの支持率は5分5分だった。しかし、その日、マジソン・スクエア・ガーデンで開かれたトランプ支持集会は彼にとって命とりとなった。
トニー・ヒンチクリフというコメディアンが「プエルトリコは海に浮かぶゴミ」と罵ったのだ。これでトランプは全米600万人のプエルトリコ系、いや、6400万人のラティーノたちの票を失うと思われた。
それに投票日3日前、国民的バラエティ番組『サタデーナイト・ライブ』にカマラ・ハリスが生出演し、ハリスに扮したコメディアン、マヤ・ルドルフと共に「このカオスを終わらせて、次のステップに進みましょう」と言った。500万人の視聴者にハリスへの投票を呼び掛けたのだ。
「My Body, My Choice(私の体のことは私が決める)」と、全米で広がる中絶禁止への反対を訴えたカマラ・ハリスの集会には女性たちが集まった。レディー・ガガやケイティ・ペリーが出演し、ビヨンセやテイラー・スウィフト、スカーレット・ヨハンソンら『アベンジャーズ』のメンバーもハリス支持を表明した。
ところが結果は接戦どころかトランプの圧勝に終わった。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
週刊文春デジタル
更新頻度:
毎週水,木曜日
最終更新日:2024-11-21 05:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。