週刊文春デジタル
旧作においても配信での映画鑑賞が主流になってきた昨今、映画館だけでなくDVDやBlu-rayなどのソフト販売も厳しい状況にある。
ただ、そうした中にあっても各レーベルはむしろ積極的に旧作のソフト化を進めている。中でも野心的なパッケージを出し続けているのが、東宝とKADOKAWAだ。
配信がこれだけ充実している上に消費者の可処分所得も限られている。そうなると、多くのソフトは熱心なファン向けの、コレクターズアイテムとして生き残っていくしかない。この二社はそこを熟知して商品化。画質はもちろん、さまざまな資料や充実した解説書を特典とし、マニアが喜ぶパッケージを提供している。
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