タダツグです。はじまりましたね、『ポケモンGO』の配信! 周りを見回すと、みーーーーんなやってる、やってるなぁ~コレ! 子どもはもちろん、意外と年配の方もやっちゃってる。かくいう僕もガッツリとノメり込んでおりまして……ピカチュウ早くゲットしたい! それが最近最大のモチベーションになっております(笑)。
ということで、本題を始める前にまずは恒例の番組告知を。来週7月25日の月曜日の21時からは、「つくった人がゲーム実況」をお届けします。次回プレイするのはなんとカードゲーム! さまざまなカードゲーム/ボードゲームを制作してきたオインクゲームズの佐々木隼さんをお招きして、数々のゲームを一緒にプレイしていきます!! シシララTV初のアナログカードゲーム実況にご期待ください。
ちなみにこの「
つくった人がゲーム実況」は、このところ「
FRESH! by AbemaTV」での同時配信も行っています。画質はこちらの方がキレイですので、興味がある方はぜひコチラのリンクからAbemaTVでもご覧になっていただけるとうれしいです。
また、最近我々は「毎日がGAME NEWS TV!」と冠したゲームニュースサイトも立ちあげました。その名も「
シシララTV」! あの有名クリエイターのコメントも見られる!? コチラも連日更新しておりますので、みなさんぜひ読んでほしいなぁ……と。
というわけで今回のブロマガは、シシララTV発足1周年を記念したスペシャル版! 『せがれいじり』シリーズ2作品を遊び倒した夜について振りかえっていきたいと思います。
さて、そもそも今回の配信は我々にとっても特別な夜ということもあり、ゲームDJの意気込みと冴えがハンパなかった。なんといっても圧巻なのは、その番組タイトルですよ!
「パスドラ山本さん&スクエニ渡辺さんと生でせがれをいじって大きくする夜」
ってあなた、アニバーサリーな一夜になんちゅー番組名をつけてるんスか……(苦笑)。
でも、名は体を表すというか。そのタイトルに偽りなし。この夜はホント、せがれをいじっていじっていじりまくった夜になりましたよ。おそらく、あの日僕らは日本で1番せがれをいじったファミリーだったのではないかと思います。わりとマジでね。
ということで、この日遊んだのは『せがれいじり』と『続せがれいじり~変珍たませがれ~』の2本立て。スタジオには、あの超ビッグタイトル『パズル&ドラゴンズ』のプロデューサー・山本大介さん(『続せがれいじり』のプランナー)と、シシララTV的には『スーパーギャルデリックアワー』でおなじみであるスクウェア・エニックスの渡辺泰仁さん(『せがれいじり』プロデューサー)のお2人にお越しいただきました。
……それどころか、開発を手掛けたブレインドックのみなさんにもお越しいただけるという豪華っぷり。まさに1周年にふさわしい皆さんにお集まりいただくことができました。
さて、ゲームの方はというと。主人公の「せがれ」というのはその名のごとく、自分の息子なわけでして(なんだろう、ムスコって書くともっと卑猥になるなぁ)。つまるところ、プレイヤーは「せがれ(自分の息子)」をいじる(操作する)ことで、世界を探索していくというアドベンチャーゲームになります。
初代と『続』でやや見せ方やシステムは異なりますが、様々なオブジェに振れることで作文制作モードに突入し、そこでうまいこと言葉遊びをすることで新たなオブジェが生まれ、結果的にゲームが進行していくという、独特のゲームスタイルは共通。ほんと、この奇抜なスタイルは他に類がないほどものすごいものでした。
特筆すべきはその独特のテンポと突拍子のなさ。「おバカに徹する」というコンセプトを元に作られたという本作は、ひたすら意味が分からず、また道理も通りません。
つくった人たちいわく「考えるのではなく、感じてほしい」というゲーム性。
メインとなる作文制作においても、意味がありそうな言葉を組み合わせるのではなく、ひたすらフィーリングでゴリゴリと押していく。それが結果的に次なる展開へとつながっていく……とそういうゲームなんですよ。
ハイ、みなさんもうおわかりですね。すなわちこれはアレです。
奇ゲーなんです。
エニックスイズムがこれでもかっ! と詰め込まれた生粋の奇ゲー。もうね、シシララTVでの実況にピッタリのゲームでしたね(笑)。
両作品ともに、CGクリエイターのパイオニアである秋元きつねさんが関わっておられるのも、本作のものすごいところ。「ウゴウゴルーガ」をリアルタイムで見ていた僕としては、秋元さんのあの独特の感性をゲームの随所(というか、ほぼ全部)から感じられて、たまらないものがありました。
なんでも、この独特の作文とそれに伴うCG、それらはブレインドックと秋元さんが何度もやり取りを交わして生まれたものであるとか。
このへんのフィーリングを見てつぶやいたDJの「どっちもHENTAIなんじゃないですか(苦笑)」って一言、その通り過ぎてワロタ……。
まずはPSで発売された初代をプレイしたのですが、一見くだらない言葉遊びに、いっさいの妥協がない感性重視のCGワークが組み合わさったことで、かつてないテイスティングに仕上がっていることがビンビンに感じられました。こいつは極上!
正直、最初はくっそ真面目にゲームと向かい合っていた僕ですが、途中からは何かを吹っ切ることができまして、「この言葉同士を組み合わせるとどうなるんだろう?」というフィーリングを重視してプレイを進めるように。これが功を奏し、物語が順調に進んでいくというのだから、このゲームがいかに「常識が通じない」内容になっていたかがよくわかるかと思います。
こうして出来上がった作文をいちいち読み上げてくれるのですが、それらのほとんどをスタッフやその身内が担当していた、というつくった人トークも面白かったですねぇ。ホント、ブレインドックもエニックスもどうかしてるぜ!
この歳になって「うんことうんちだったら、うんちのほうが柔らかそうじゃないッスか!?」なーんてトークで盛り上がるとは思いませんでしたからね。
プロデューサーの渡辺さんいわく、「当時、こういうゲームこそが求められていると思っていた」とのことでしたが、この作品が17万本超を売り上げていることでものすごく納得できます。なんというか、生粋の奇ゲーにあの時代ならではのユーザー感性がシンクロしたからこその人気だったのでは、とも思うのです。まさに、ここしかないってレベルのナイスタイミング、時代に恵まれたという部分においても、本作が名作たりえる由縁だと思えます(笑)。
2作品めとなる『続せがれいじり』もまぁ、前作に輪をかけてものすごい。
本作ではせがれが作文を制作することで「変珍(まぁ、トランスフォーム的な)」するのですが、それがまた奇抜でアツいんです。
前作のプロデューサーの渡辺さんが、この続編に関してはほとんどノータッチだったっていうのも個人的にツボ。DJの「なんぼ忙しかったとしても、続編にまったく興味がないっていうのはスゴすぎませんか?」ってツッコミに、思わず苦笑していた渡辺さんが印象的です(笑)。
しかも、なんでそんな姿に変珍するのか、よくわからないことも多々。プランナーの山本さんいわく、秋元さんのフィーリングも相当盛り込まれていたようなのですが! とにかくよくわからなすぎて、思わずタダツグはガチプレイへと過剰にノメり込む体たらくに……。
その横で盛り上がるのは、当時の制作思い出話。ゲーム制作の裏話から当時のブレインドックやエニックスの社内事情まで、さまざまなお話が飛び交いまくることに! うーん、1周年ということでみんな飲み過ぎてしまったのかな(苦笑)。
最後のほうは、もはや僕のゲームプレイのほうがワイプあつかいになりまして!!!!!(まぁ、シシララTVではわりとよくある)
ラスト直前にはシシララファミリーの笹原“世界一”和也さんも輪に加わり、酔っぱらったゲームクリエイターたちが思い出トークに華を咲かせるという、さながら数年ぶりの同窓会のような配信に。これがまた、視聴者のみなさんをも巻き込んでものすごく盛り上がるという、なんともシシララTVらしい展開になったんです。結果、本当に「我々らしい」1周年企画になりました、と。
思えば、反省会にてゲームDJと山本さんによるウィスキーのショット対決が見られたり(これがのちに、タダツグの身に天災として降りかかるのですが、それはまた別の話)。山本さんが『せがれいじり』愛を全力で発揮して、まさかの『パズル&ドラゴンズ』と『せがれいじり』のコラボという、新たな挑戦を考えていることを発表したりと、ここでしか見られない企画が満載でしたね。
初期のシシララTVは、こういった宴会に近い飲みトークで盛り上がることがたくさんありました。そのノリを忘れることなく1周年を迎えることができたこと、とてもうれしく思います。これからも初心を忘れることなく、さりとて新しいことにも挑戦し続けていく我々でありたいな、と思っております。みなさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!
ってなわけでこのへんで後告知! 来週月曜日21時からこれまた「つくった人がゲーム実況」をお届けします。我々、初のアナログカードゲームに挑戦しますので、みなさんお見逃しなく!!
また、来週はゲーマー女子の梨蘭さんや技ーサーこと藤嵜亜莉沙さんによる『シャドウバース』配信も予定しておりますのでお見逃しなく!
それでは、今日はこのへんで。タダツグでした~。