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  • 次回配信予定
    • 2024/11/05
      The VOCALOID Times #199

    Cosplayer Interview #8 さわこ【池ハロ2023】

    2024-10-22 19:00
    【1】はじめに

     初めまして!ニコニコサポーターズSmileS真野 翔(♪ミュツタカ♪)と申します。普段は歌ってみたの投稿や、ピアノ弾き語りで生放送をしている傍ら、時々コスプレイベントでコスプレをしたり、カメラマンとして撮影をさせていただいております。今回は「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」にコスプレで参加し、SmileSコスプレ部の初の対外活動として、事前にインタビュー取材・撮影をお願いしてご快諾くださったコスプレイヤーさんへ、取材・撮影をさせていただきました。

     コスプレ部には、コスプレをするのが好きな人、コスプレイヤーさんを撮影するのが好きな人、女装が好きな人、装飾が好きな人など、いろんなメンバーが集まっています。今回の池ハロ2023では「ニコニコ×コスプレ」をテーマに、ニコニコでコスプレイヤーとして活躍しているユーザーさんをご紹介・PRしたく、取材・撮影させていただきました。
     今回の #8 では、「Cosplayer Of The Year 2024」で見事「ビター部門」グランプリを獲得されたさわこさんにインタビューをさせていただきました。表彰式&総合グランプリ決定戦を終えた後日、オンラインで、COTYの審査について、普段のコスプレ衣装の制作について、これからの活動について、などを熱く語っていただきました。インタビュー後からブロマガ記事発行までお時間をいただいてしまいましたが、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

    【2】インタビュー

    ──池ハロ当日のこだわりポイントはどんなところでしたか? 

    さわこ
     とても好きなキャラクター・とても好きな衣装だったので、全身すべてこだわっています。今回のキャラクターはアンドロイドで、丸い形を自分の手で作ると1から作ると不格好でうまく決まらないことが想定されたので、100円ショップやホームセンターなど、比較的簡単に手に入る素材を使って、キャラクターらしい衣装を再現しました。

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    胸部の衣装の制作段階
    さわこさんご提供画像)

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    可動部にあたる肘部分のパーツの制作段階
    さわこさんご提供画像)

    ──いつ頃にコスプレすると決めて制作されたのでしょうか。

    さわこ
     だいたい1年くらい前にこのキャラのコスプレをしたいと思っていたのですが、特にやる時期は決めていませんでした。なんとなくパーツを決めて制作はしていましたが、たまたまCOTYで機会をいただけることになったので、ステージ映えもしますし、池ハロに向けて制作しようと決めて制作しました。パーツが出来上がり始めていたのは、ちょうどニコ生審査の期間前後だったと思います。

    ──ものづくりの経験はあったのでしょうか。

    さわこ
     ものづくりはもともと好きで、美術系の学校に通っていましたが、ものづくりの経験があったわけではなかったです。友達に誘われて、コスプレを始めたのはよかったものの、やりたいキャラクターの衣装が販売されていなくて…というケースが多かったです。既製品を買っても「なんか違うな…」と思うこともあったので、とりあえず作ってみよう、というところからスタートしました。今ではそれがどんどん積み重なっていって、だんだんと作れるようになっていきました。制作歴は休んでいる期間もありますが、13年くらいになると思います。本気で作り始めたのは5~6年くらい前です。

    ──当日の衣装の中で特に制作が難しかったのはどんなところでしょうか。

    さわこ
     特に難しかったのは羽の部分です。特にパーツが多い部分で、羽だけではなく、羽の根元にパーツが積み重なって層になっているので、1つ1つ手で円形に切って、模様を入れて、さらにフィルムを貼り重ね合わせていくという作業が大変で一番時間がかかりました。なんでこれ作ろうと思ったんだろう、なんて思うこともありました(笑)

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    フィルムを貼る前の左目付近の髪飾り
    さわこさんご提供画像)

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    フィルムを貼った前の左目付近の髪飾り
    さわこさんご提供画像)

    ──池ハロは何回目の参加ですか。

    さわこ
     今回で3回目の参加になります。コロナ禍前に1回だけ参加したことがあって、とても参加人数が多かったので、びっくりしました。あまり参加者が多いイベントは参加することがなかったのですが、COTYのようなステージイベントも素敵だと思ったので、たくさんの方が参加されているイベントもいいな、と思うようになりました。

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    スマホゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』に登場する『オルト』に扮するさわこさん
    さわこさんご提供画像)

    ──池ハロに参加してみての参加はいかがですか。

    さわこ
     実は当日ステージと更衣室しか行き来していないのですが、コロナ前よりレイヤーさんの参加が多くて、毎年増えていっている気がします。気軽にコスプレを楽しめる環境がまた戻ってきているように感じて嬉しく思っています。

    ──来年のCOTYまでの期間、コスプレイヤーの顔になると思いますが、頑張りたいことはありますか。

    さわこ
     コスプレイヤーになって長年経っていますので、自分が出るというよりは、ステージなどをきっかけにコスプレに興味を持ってもらえたり、衣装製作に興味を持ってもらったり、写真撮ってみたいな、と思ってもらえるように、さまざまな面でコスプレのシーンを盛り上げるお手伝いができたらいいな、と思っています。最近ですとCOSPLAY MODEという雑誌で小道具などの造形を作るコーナーにライターとして連載させていただいたりと、ありがたいお話をいただけるようになりました。間接的にでもコスプレイヤーの皆さんのお手伝いができればと思っています。COTYをきっかけにまた1年いろんなことにチャレンジさせていただけると思うので、楽しんでいければと思っています。

    ──今回のCOTY2024を通じて思い出に残っていることはありますか。

    さわこ
     毎年ニコ生の配信を頑張っていますが、特に今年は黙々と衣装を作ったり、全力で楽しんでみたり、コスプレで放送してみたり、といったように温度差を出すことを目標にしていました。コスプレイヤーは顔出しをするのが当たり前、みたいな雰囲気はあったと思うのですが、ただ手元しか映さずに喋ってるという感じの配信をすることで、ビジュアルだけにフォーカスしてもらうのではなく、自分が普段やっていることに興味を持ってくださる方が特に今年は多かったように思います。普段コスプレ衣装の制作を見たことがなかった方が興味を持ってくださって、いつも配信を観てくださったり、コスプレのイベントにわざわざ会いにきてくださったりと、素敵な出会いがあって嬉しかったです。

    ──COTY2022ではオールジャンル部門、COTY2023では匠部門、今回のCOTY2024ではビター部門と、COTYでは毎回異なるジャンルにチャレンジされていると思いますが、今回ビター部門を選んだ理由はどんな点でしょうか。

    さわこ
     実はCOTY2021にも参加はしていて、ファイナリストにも選ばれたのですが、部門グランプリは獲得ができず、その時にグランプリを獲得された方に憧れて、COTY2022ではオールジャンル部門に再チャレンジしました。
     COTY2022では匠部門という新しいジャンルができ、かつCOTY2023からは他部門であればエントリーができるというルールに変更があったので、出たいという気持ちに対して正直にエントリーしました。
     個人的にはCOTY2023で最後かな、と思ったのですが、ビター部門にもエントリーしたいという気持ちもありましたし、2冠の私が3冠目を獲得したら盛り上がるかもしれない、3冠を獲得できなくても、今までグランプリを獲得した方を制覇したという点で盛り上がると思ったのでエントリーしました。とはいえエントリーするからにはもちろんグランプリを獲得するつもりなので、応援よろしくお願いします、というのは皆さんには伝えて出させていただきました。ちなみに今回のCOTY2024ではスイート部門へのエントリーも少し考えていました。女性の男装の場合、背が高くて、中性的で、女性だけど男らしくてかっこいい、みたいなイメージがあると思うのですが、私は身長が148cmと小柄なので、体格を活かして少年キャラをやってみたりするのも好きですし、ショタもいいぞ!というのをアピールしたかったのでビター部門を選びました。

    ──過去に3冠の方ってどなたかいらっしゃいましたっけ…?

    さわこ
     いないです。初の2冠の時も盛り上がったと思います。嬉しい限りです。殿堂入りです、もう出ないです、なんて言ったこともあります(笑)

    ──今回、ビター部門グランプリ確定となった時のお気持ちはいかがでしたか。

    さわこ
     COTY2023ではステージに3名登壇して、そこから最終審査があってやっと決まるという感じで、前回までとは異なり、ステージに登壇するときにはグランプリに選ばれていたので、あまり実感がなかったです。池ハロが迫ってくるに連れてグランプリ獲得の実感が湧いてきました。グランプリを取らなきゃいけないというプレッシャーはなかったので、ステージは純粋にただただ楽しくトークができました。 3つ目取っちゃった、どうしよー(笑)、みたいな感じでした(笑)

    ──ニコ生審査で頑張ったことや、印象的だったこと、自分らしく放送できたと思うことがあれば教えてください。

    さわこ
     毎年何かしら放送でしかできない企画をしたいと思って、今回は巨大知育菓子を作ろう、という企画とダチョウの卵でプリンを作ろう、という企画をやりました。
     普通に生活しててやったら怒られそうだけど放送の企画なら盛り上がって楽しそうなことを全力でやりたいな、と思ったので、同じ知育菓子を22箱買って、混ぜて、お団子を作ってみました。22箱買ったのでかなり大きいお団子ができました。ちゃんと全部食べました。
     ダチョウの卵でプリンを作るのも、ただプリン作るだけだと面白くないと思ったのでチャレンジしました。ダチョウの卵の殻をカッターで上から割ったのですが、どうせ割るなら綺麗に割りたいと思って、カッターの音を2時間垂れ流すという、かなり異色な感じなこともやりました。
     いずれも自分がやってみたいことにチャレンジしてみたのですが、リスナーの皆さんはちゃんとついてきてくれたので、みんなすごいな、というのを改めて感じました。

    ──審査でニコ生を始める前に、ニコ生をやっていたことはありましたか。

    さわこ
     COTYで初めてニコ生をやってみるところから始まりました。とはいえCOTY2021からチャレンジしてもう4年になりますので、今年はそこそこ慣れてきて普段通りできたと思います。巨大知育菓子やダチョウの卵のプリンといった企画にもチャレンジしましたが、もちろんコスプレの生放送をやったりもしました。1年目のCOTY2021の頃は緊張しながら放送していて、匿名のコメントは怖いな、という気持ちもありましたが、今年は普段通りの素の自分で放送ができたような気がします。

    ──ニコ生で嬉しかったことや、もらって嬉しかったコメントなどがあれば教えてください。

    さわこ
     友達のコスプレイヤーさんでニコ生主の方なのですが、実は共通のリスナーさんがいて、私の知らないところで不思議なつながりがあるなぁ、というのを感じました。意外と世間は狭いな、と思います。

    ──来年(2024年)のCOTY開催はまだ分かりませんが、ぜひ来年エントリーを検討しているコスプレイヤーさんへメッセージをお願いします。

    さわこ
     楽しむことがもちろん一番大切ですが、自分が伝えたいこと、やりたいこと、自分が大切にしているコスプレに対する思いや考えなどを自分らしく貫いて、自分なりのコスプレを伝えられるように頑張ってほしいです。自分が大切にしたいことを大事にしてほしいです。

    ──普段活動を応援してくださっている皆さんや、普段応援してくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

    さわこ
     いつも私のわがままに付き合っていただいてありがとうございます。これからも自分らしいコスプレや放送を通してみなさんに届けられるように、活動を頑張っていこうと思うので、是非これからも見守っていただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 

    【3】終わりに

     いかがでしたか。COTYの各種審査も、ニコ生での放送も、衣装製作も、楽しみながらチャレンジされていたことが伝わってくるインタビューでした。今後もご自身の経験を活かした衣装制作や、身長・体格を活かしたショタキャラのコスプレにも期待したいと思います。また今年の池ハロ2024では10月26日(土), 27日(日)にIKE・SUNPARKにて「自作コスプレアイテム体験コーナー」を担当されることが決定しています。衣装製作のことを直接質問するチャンスですので、気になる方はぜひ体験コーナーに遊びに行ってみてください。
     そして個人的には4冠を目指してCOTY2025へエントリーされるのかどうかが気になるところです。エントリーされるかどうかを問わず、今後もさまざまな形で「ものづくり」「衣装製作」の楽しさを発信していってくださることに期待したいと思います。ぜひさわこさんのフォローもよろしくお願いします。

     最後までお読みくださり、ありがとうございました!発行までにお時間がかかってしまいましたが、Cosplayer Interview の記事はもう少し続きます。ぜひ次回号もお楽しみに!

    2024年10月22日(火) 発行
     インタビュアー・執筆:真野 翔(♪ミュツタカ♪)
     発行:ニコニコサポーターズSmileSコスプレ部
  • The VOCALOID Times #197

    2024-10-22 15:00

    #197 2024年10月22日発行  発行者 ドロイド

    【1】はじめに

     こんにちは、ドロイドです。今回のTimesでは、いつもの楽曲紹介をお休みし、現在開催中の殿堂入り歌唱投稿祭にご参加頂いている皆様の作品をご紹介致します。インタビュー記事につきましては、次回掲載を予定しています。

    【2】新着楽曲紹介

     では、ここからは記事作成段階まででご参加頂いている参加作品をご紹介致します。ご参加頂き、ありがとうございます。投稿祭は今月末まで開催中です。

    #1 幼女3人で 害虫 歌ってみた(#sm44163785)10月1日投稿
    〖歌い手紹介〗 teiko. @teiko_lisd

    #2 【 歌ってみた 】欲浴 / ぴす。(#sm44176805)10月7日投稿
    〖歌い手紹介〗 ぴす。 @pistachioh28

    #3 【一人十色祭2024】ボイドロイド/ r-906 歌ってみた【雪屋と愛呼】(#sm44186515)10月7日投稿
    〖歌い手紹介〗 雪屋  @yukiya_sound

    #4 Summering Cover / じぇれすす(#sm44191771)10月8日投稿
    〖歌い手紹介〗 じぇれすす  @jeresusu

    #5 夕立のりぼん / みきとP 歌ってみた【夏十字】(#sm44199099)10月10日投稿
    〖歌い手紹介〗 夏十字  @7272_sousaku

    #6 【歌ってみた】イギョウ(#sm44198456)10月11日投稿
    〖歌い手紹介〗 Petann Stunn  @PetannStunn

    【3】最後に

     #197。いかがだったでしょうか?皆様にとって、少しでも気になる楽曲との出逢いに繋がれば幸いです。

    次回はインタビュー記事公開となります。次回もお楽しみに。それではまた、#198でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ

    エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド
  • The VOCALOID Times #196

    2024-10-15 15:00

    #196 2024年10月15日発行  発行者 ドロイド

    【1】はじめに

     こんにちは、ドロイドです。今回はインタビュー企画をお届けします。今週もよろしくお願いします。

    【2】Creater Interview

    この企画では各所で活躍されているクリエイターやこれから注目してほしいクリエイターまで、今注目してほしいクリエイターへのインタビューの模様をご紹介していきます。今回は5名をご紹介していきます。

    Creater Interview #215 クシャミィ

    まずは、ボカロPの「クシャミィ」さんです。

    なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

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    X:https://x.com/ku_sya_mee
    ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/128779558

    Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

    こんにちは。主に合成音声を使用して楽曲制作をしております、クシャミィと申します。
    ちょっと変化球なポップスを目指した曲を作っています。

    Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

    小学生のころにネットサーフィン経由で存在を知って、何かのゲーム実況動画をチラっと見たような記憶がなくはない……ですね。ただその当時は「オタク文化にのめり込むような奴なんて」という変な逆張り・最悪の偏見があり、すすんでニコニコを見に行くことはしなかったです。今は全然そんなことないですよ!!

    Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

    学生時代ずっとバンドを組んでギターを弾いていたんですが、社会人になってそんな機会もなくなってしまいました。でも何か音楽をやりたいなあと思ったので、前からちまちま触れていたDTMに本腰入れることにしたというのがきっかけです。たまたまそのタイミングでDTMerのコミュニティにも参加できたので、その流れでそのまま活動開始という感じです。

    Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

    はじめはYouTubeでこぢんまりと曲を出していたんですが、曲を聴いてくださった何名かの方から「ニコニコにも投稿してほしい!」という声をいただきまして。ニコニコというプラットフォームがボカロ界隈にとってどれほど重要かということは当時全く知らなかったんですが、「そういう意見も来てるし、じゃあそうしてみるか」と、これまた流れで投稿を始めました。

    Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

    作品に評価をしてくださる方が必ずいる、というのが大きいと思います。
    まったくの無名投稿者の作品にもリーチできるかどうかという点で、タグ検索機能が優秀なニコニコは一歩抜けた良さがありますし、だからこそ全曲チェッカーなる存在も生まれ得る。作品に対する反応がダイレクトに届きやすく、投稿者目線での気持ち的なリターンが大きくて好きです。

    Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

    『メルト』とかの頃から認識はしていてずっと横目で見てた感じでしたが、初めてちゃんとハマったのはフロクロさんの『ただ選択があった』です。YouTubeのおすすめにたまたま出てきました。ボカロって思った以上に自由なんだな……!?と気づいて、そこからじわりじわりといろいろな作品に触れ始めたという感じです。

    Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

    1個前の質問と重なりますが、フロクロさんは憧れのクリエイターの一人ですね。表現に対するストイックな姿勢をリスペクトしていますし、また自分がこの界隈に足を踏み入れるきっかけになった方でもあるので、そこへの感謝の気持ちも大きいです。

    Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

    日常でふと思いついたワンフレーズを手掛かりに曲展開を膨らませていくやり方が多いです。曲案ごとにメモアプリに「Aメロはこんな感じで」「サビ前であの曲みたいな感じの展開」など思いついた案を書きなぐって、形にできそうな量たまったらDAWに向かいます。

    Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

    メロディは歩いてたり仕事してたりする時にふっと思いつくことが多いです。歌詞は得意ではないのですが、思いついたメロディとそれに(音韻的に)いい感じに合う詞をまず作って、そのあと曲全体で何を主題とするか決める、という順序で書いています。

    Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

    重音テトです。初めて歌ってもらった合成音声キャラで、一番の戦友みたいな感覚です。

    Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

    3〜4週間くらいで作りきることが一番多いです。最近はちょっと時間をかけて取り組みがちで、1〜2か月かそれ以上かかることもあります。

    Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

    はい、捕捉できる範囲はすべて確認していると思います。FAを頂く場合が多いですが、自分の曲に対して多かれ少なかれ解釈を加えて作品にしてくださるというその行為自体に、緊張しつつもすごくうれしく思います。
    あと、自分の曲の性質上……かはわかりませんが、イラストや歌ってみたなどの枠から外れたちょっと特殊な二次創作をしてくださることが多いような気がします。謎解きの題材になったり、アンビグラムという文字アートにしてくださったり、すごいのだと原曲に含まれる言葉遊びのアイデア部分だけを借用して再構成された替え歌など……頭を使うタイプの創作は個人的に大好きなのでこちらもとても嬉しいです。

    Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

    機材周りは疎く……。
    強いて言うなら、ギターの歪みエフェクターの VEMURAM Galea はずっと使っていてお気に入りです。

    Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

    アルバムを出したいです。ゆるーく構想を考えているところですが、少なくとも2025年中には、と思っています。

    Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

    いつもありがとうございます!
    マイペースに活動を続けられているのは、ひとえに自分の曲を聴いてくださる皆さんのおかげにほかなりません。
    これからもいい曲作りますので、どうか応援よろしくお願いします!

     

    ※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


    Creater Interview #216 Sohbana

    続いてはボカロPの「Sohbana」さんです。

    なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

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    X:https://x.com/Sohbanasick
    ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/75236176

    Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

    Sohbana(そうばな・頭は大文字)です。ボカロPです。
    ボカコレTOP100部門で頑張っていたり、プロジェクトセカイの「セカイノオト」枠で「ARQETYPE」という曲を書き下ろしたり、今年のマジカルミライに「TYQOON」が採用されたりしています。
    別で商業作家的なこともしており、現時点ではMAISONdesや中川翔子さんへの楽曲提供をしています。しょこたんさんのタイアップですが、アニソンを1曲書いたことになります。

    Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

    小5のときに「キーボードクラッシャーを見てないのは人生半分損してる」と言われ、人生の半分を取り戻したい一心で親に頼み込み、母親の付き添いのもとで見て、全く意味がわからなかった上に「育て方を間違えた」というような顔をされたのがニコニコとの出会いでした。

    そこからずっと周囲とのオタク文化資本の差に苦しみ続けるわけですが、高校入学の2013年3月にスマホ(iPhone4S)を持たせてもらってから、やっとの思いで全てのカテゴリの動画を見漁りました。今では当時周囲にいた誰よりもニコニコに詳しい自信があります。キボクラは今でも恥ずかしくて見れません。

    Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

    曲を作りたい/歌詞を書きたい思いは中高6年間温めていて、高校で部活のバンドが不和で解散したときに「大学に入ったらお金を貯めてボカロPになる」と決めていました。お金を貯めるのとDAWの使い方を理解するのに時間がかかりましたが、大学1年生のうちに何とか投稿まで漕ぎ着けました。

    Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

    ボカロはニコニコで見るものだったので、むしろ「YouTubeにも」という考えでした。
    電ポルPさんが全曲揃えていない時点でYouTubeはまだサブプラットフォームだと思っております。

    Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

    自分がそうなので言うんですが、オタクは「同じものを何度も堂々巡りし続ける」気質があると思っており、ひとたびその中に入ればずっと飽きずに聞いて頂けるところかと思います。

    体感、ニコニコでついたリスナーはYouTubeよりも離れづらく、またアーティストの価値は長く愛してくれる方がどれほどいるかだと思っているので、真にアーティストたれる場所はやはりニコニコなのではと今も思っています。
    あまりメソッド化したくないところですが、メソッド派のボカロPにニコニコのメリットを改めて問われたときは必ずこの話をしています。

    Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

    スマホの少し前に遡り、DSiを持っている友達がぐるたみんさんの「インビジブル」の歌ってみたを聞かせてきて、DSiのスピーカーなのでずっとシャリシャリした音しか聞こえなかったわけですが、刺さってないと思った友達が歌詞を見せてきて、それまでB'z/ミスチルっ子だった自分には「こういうのもアリなのか」という風に映りました。

    そこからぐるたみんさんの「ぐ」、EXIT TUNES「Vocalodream」を貸してもらい、全曲覚えるくらい聞いたのが始まりです。書いてみて思いましたが、キャラというよりは独特な作詞作曲の文化として見ていた気がします。

    Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

    いつもwowakaさん、稲葉曇さん、koyoriさんを挙げさせて頂いています。
    時代が変わった今でも「自分がやりたい形で」足跡をなぞれうるのは曇さんだと思っていて、今も新曲が出るたびに励みをもらっています。
    あのくらい強烈な個性をまた1つ打ち立てることが、活動の最終的な目標です。

    Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

    ほんの短いフレーズを詞・曲同時に(一発ギャグによく例えています)降ろし、iPhoneのメモ帳で作詞をしながらメロディーを補強して「頭に曲が流れる状態」まで持っていきます。
    その後、作業のやる気が起こったものからDAWに起こしていきます。
    必ずしも頭に流していた通りにはなりませんが、そこがまた面白かったりします。

    Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

    ①よく歩き回るんですが、歩いてると浮かんだ、というものがほとんどです
    ②寝ぼけているときに頭で流れていた曲が思い返してみれば新曲で、慌てて思い出すことがあります
    ③カフェ等で知らない洋楽を聞いてるときに「そういうのなら自分はこうする」みたいなのが浮かぶことが多い気もします

    Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

    MEIKO、千冬、AiSuu等と言ってほしい一派があることは理解しつつ、初音ミクです。
    使い続けているうちに自分のミクの声のイメージが(先人たちのように)何となく固まってきたのが嬉しくて、最近はVOCALOIDエンジン以外の歌声の台頭もあり、尚更味方でいたい気持ちがあります。

    いろいろ使いこなしたいオタクの性もあるため、これからもいろいろ使い分けるつもりではおります。

    Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

    非常にまちまちですが、構想は1日で書き上がることもあれば1年くらい作業せずに放っておかれることもあり、DAWに向かい始めてからの音源制作でいうと4-5日間程度で作ることが多いです。動画を出す場合は動画編集で+ 2日くらいです。
    ただ、締め切りがない限りどこまでも延びることがあります。

    Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

    エゴサ・親作品登録通知で観測できる範囲は全て拝見し、フォロワーにも見てほしいと思ったら「派生」マイリスに入れています。

    現時点で自分の曲で何かやって頂けるというのは(数字を取る目的には不向きなわけですから)余程自分の曲が好きなのだろうと思っていて、1つ1つが嬉しいです。
    自分がオリジナル作品を生むのにかけた以上の手間がかかっているものを見るときなんかは泣きそうになります。

    Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

    普段は「良い音」がわからないのをいいことに「お前の音楽を規定するのは機材ではなくお前」と言いまくっています。

    が、ギターの音だけは良いものを知ってしまっている(目標とする音と何が違うのかわかってしまう)ため、気付けばお金をかけてしまっていました。

    Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

    ありがたいお仕事を沢山頂き、ニコニコでも支持を頂けるようになってきましたが、「Sohbanaは何でも屋」「Sohbanaはこの辺の立ち位置」と思って欲しくはなくて、ボカロPとして、個として、もっと大きなブランドになりたい気持ちが強くあります。

    バズにも「ニコニコで跳ねて文化を生み、その基礎力でYouTubeが伸びる」みたいな種類があると思っており、狙いはそれです。2027年に初音ミク20周年の何かがあったときに、当たり前に呼ばれるくらいになっておきたいです。

    Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

    7年目ですが、今だに日々同人的な試行錯誤でやっております。
    今までの曲がピンとこない方も後々お迎えに上がりたい所存ですので、名前だけでも覚えておいて頂ければ幸いです。

    Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?

    今までのどれよりも自分で好きな曲が4曲手元にあります。これからにもご期待ください。

     

    ※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


    Creater Interview #217 ぶるーむ

    次はボカロPの「ぶるーむ」さんです。

    なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

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    X:https://x.com/BlueM4343
    ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/126077205

    Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

    初めまして。ぶるーむです。お花。音割れ、ラップ、愉快な音楽

    Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

    あまり覚えてないんですけど、なんかイナズマイレブンのネタ動画みたいなのを小学生のときにニコニコで観てた気がします。中学生のときに歌ってみたとか紳士向けMMDとか観てたことは覚えてます。

    Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

    コンテンツの受け手でしかない状態で居続ける自分自身がどうにも苦しくなってきて、何かを作らないとやってられないなって思い、せっかくなら一番好きなことをやろうと、音楽を始めました。となるとまずボカロをやろう!ならニコニコにあげよう!って感じでした。

    Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

    ニコニコから売れた方がカッコいいと思ったからです。

    Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

    「ボカロリスナー」っていう生き物の方々が基本的にニコニコに生息してるので、もう存在自体が強みみたいな。検索機能の色々がボカロ曲を聴いて回るのにすごく向いてるし、イベントも大体ニコニコで開催されるので、ボカロ曲を聴く層に届けたいんだったら絶対ニコニコに投稿するべきですよね。きっと。

    Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

    興味を持ったのはうごくメモ帳でマトリョシカを聴いたのが最初だと思います。そこからハチとか聴いて、ちょっと時が経ってorangestarとかナユタン星人とか聴いて、そっからまた時が経っていよわとか聴いて、っていう流れでした。

    Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

    リリックでいうとニコラップ出身の野崎りこんが特に自分の中で大きい存在ですね。情景描写、ノスタルジー、ネームドロップの感じ。
    あとは主にSoundCloud出身の、大雑把な言い方をするとインターネット音楽っていう感じの人たちに憧れてDTMをはじめました。kabanagu、hirihiri、ウ山あまね、lilbesh ramko、saf music、耳中華、LOWPOPLTD.とか...こういう好きな人たちの要素を混ぜこぜにした音楽をしたいと思ってやってます。ボカロでいうとkairui、ゆくえわっと、そぞろまる、お柴鉱脈、gaburyu、原口沙輔、おし怪、アヒルの天ぷら、MIDy、萌sabetsu、五体大満足くんとかが憧れです。(敬称略)

    Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

    歌詞メロのフレーズを思いついた時にボイスメモとメモ帳アプリに残してるので、そこからサウンドをイメージして広げていくことがほとんどです。ラップしよう!って思って作る曲はビートが先なこともあります。

    Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

    歌詞全体の方針とか雰囲気的なインスピレーションは、大体6割が好きなゲームとか漫画とかからです。key作品とかペルソナとか阿部共実作品とか。残りの2割が妄想で、2割が自分の身の上話からです。メロディは基本的に言葉と同時に考えるんですけど、単純に口ずさんで気持ちいい音とか、意味がちょっと不自然で脳が一瞬追いつかない言葉の組み合わせとかが好きなので、そういうのをぼんやり考えながら暮らしてます。暇なときに浮かぶことが多い気がします。

    Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

    重音テトです。元々好きだったんですけど、sv版の声を聴いたとき、もう絶対に手にしなければならないと思って買いました。utauの重音テトでも曲を作ってみたいと思ってます。

    Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

    歌詞は完成品もワンフレーズだけのもバラバラにストックしてある状態なので、それ以外の工程で言うと2日で出来たり、2ヶ月くらいかかったり、結構まちまちです。

    Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

    自分の曲は現状歌ってみたが一つと、リミックスが二つ作ってもらっています。本当に嬉しくて、何回も聴かせてもらってます。ありがとうございます。もっと有名になれば、もっと二次創作していただけるのかな〜と思うと、すごくモチベーションになりますね。
    他クリエイターの作品だと、好きな曲の歌ってみたやリミックスとか、好きなクリエイターが作ったリミックスとかは時々チェックしてる程度ですかね。

    Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

    機材というかなんですけど、Spliceがないと結構身動き取れなくなります。ドラムと808のベースは大体spliceの音を使ってるので...。あと、プラグインで言うとportal、vocalsynth、stutter editの三つはとてもよく使っています。あとstudio oneのBitcrusherとディストーション。

    Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

    まだまだではあるんですけど、始めた頃の想定よりたくさんの人たちに聴いてもらえてる現状があるので、皆さんに対して恥ずかしくないように、いろんな妥協をなくしていきたいです。その末にいつかアルバムとか出したいです。サンクラで自分でラップしたりもしたいです。ふわふわしたことばっか言ってすいません。

    Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

    皆さんのおかげでぶるーむは今日も元気です!ありがとう♪ポップに、ピースにやっていきたいです♪

    Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?

    これに答えてる時点だと9/28の「たすけて」っていう曲が一番新しいです!ぜひ!
    多分コラボ曲とかもこれから何個か出ると思うので、ぜひ!

     

    ※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


    Creater Interview #218 じょん

    次は歌い手の「じょん」さんです。

    なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

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    X:https://x.com/joenjoen99
    ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/118114922

    Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

    歌い手として活動している、じょんと申します!
    2021年2月から活動を始め、自分の好きな楽曲の歌ってみたを中心に投稿を続けています!

    Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

    学生時代、周りの友人たちが急にネットスラングを頻繁に使い始めたので...スラングの仕入れ先を聞くと「ニコニコ動画というカオスな動画サイトがある」と言うことで、そこから調べてニコニコに触れるようになりました笑

    Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

    歌い手活動を始めたことが大きなきっかけになったと思います!

    Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

    歌ってみた文化が栄えたのはニコニコ動画があったからこそ!!という印象が自分の中では強かったので、歌い手として歌ってみた動画を投稿する以上はニコニコ動画に投稿をしない選択肢は無いと思っていました。何よりコメントの弾幕に憧れていたので、投稿しようと思いました!

    Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

    自分の歌ってみた作品をいろんなリスナーさんに聴いてもらえる機会が多い&仕組みがある点がメリットだと思います。カテゴリ別に毎時・24時間のランキングがあったり、並び順機能で最新の投稿作品を追えたりしますし。あとは各種投稿祭イベントも定期的に開催されているので、周りと競いながらも楽しめる機会が多いのも強みかと思います!

    Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

    ボカロにハマっているヲタク友達が多かったのでボカロの存在は自然と認識していましたが、「初音ミク -Project Diva-」のPSP版を友達から借りてプレイした時から、自分自身もボカロ沼にハマっていった記憶があります!曲もいいし、ミクが可愛いし!!

    Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

    憧れの存在は数えきれないほどいますが...「歌い手」という枠だと、めいちゃんさん、りぶさん、伊東歌詞太郎さん、GEROさん、メガテラ・ゼロさん、しゃむおんさん、あらきさん、梓川さん、弱酸性さんでしょうか。歌ってみたを録音する際の参考にもしていますので。
    「ボカロP」さんだと、みきとPさん、蜂屋ななしさん、こんにちは谷田さんさん、Nemさん等、挙げるときりがないです笑

    Q8:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

    作品にもよりますが、録音からMIX等含めて3週間くらいがデフォルトのような気がします。ただ、コラボ作品やオリジナルMVを作ろう!となると完成まで数か月はどうしてもかかってしまう感じです。

    Q9:いつもどうやって収録をしてますか?

    家に防音室がないので、比較的広めのクローゼットの中に機材を持ち込んで、服や毛布を防音・吸音材の代わりにして録音しています笑
    賃貸なので、いつか苦情がくるのでは...?と怯える日々を過ごしています...

    Q10:こだわりの機材はなにかありますか?

    まだ全然こだわるレベルではないかと思っていますが、オーディオインターフェースをUNIVERSAL AUDIOのVOLT276に変えてからは、以前よりは力強い音作りができるようになってきたかな??とは思っています。
    あとはヘッドフォンをSONY MDR-CD900STに変えてからは音漏れがなくなったので、ヘッドフォンに悩んでいる方にぜひおすすめしたい!!笑

    Q11:ご自身の今後の展望などありますか?

    歌ってみたの投稿はしっかり継続しつつ、もっと活動の幅を広げて(ゲーム配信等)いろんなリスナーさんと出会っていきたいなとは思っています。
    あとは、ニコニコ超会議のステージでライブをしてみたい!!!と密かに思っているので、活動の中でリスナーさんを何とか増やしつつ、歌コレ等で結果を出して超会議でライブできると嬉しいですね...

    Q12:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

    いつも時間を割いて自分が投稿した作品を聴いてくださり、本当にありがとうございます!歩みの遅い僕ですが、聴いてくれた皆さんの心に響くような作品を1つでも届けられるように頑張りますので、これからも応援してもらえると嬉しいです!!

    Q13:その他、ご自身がお話してみたい内容 (告知等)  はありますか?

    11月に開催される歌コレ2024秋に参加予定ですので、ぜひ応援してもらえると嬉しいです!気合入れていきます!!!!!!!!!!!!!!!

     

    ※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


    Creater Interview #219  たーちゃん

    最後は動画制作を行っている「たーちゃん」さんです。

    なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

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    X:https://x.com/T444CH4N_

    Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

    たーちゃんと申します。ボカロ紅白歌合戦の代表を務めながら、一応動画師・MMDerとしても活動しております。

    Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

    3DSのニコニコ動画がニコニコとの出会いです

    Q3: VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

    コンパスのCMの曲を調べていたら何故かゴーストルールに行きついたのが出会いです

    Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

    ボカロPはせきこみごはんさん、動画師で言えば藍瀬 まなみさん・檀上大空さん・藤墅。さんが大好きです。

    Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

    2〜3週間くらいです。

    Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

    自分が満足するまで作っています

    Q7: 動画制作にあたり、こだわりの機材はなにかありますか?

    周囲を初音ミクのグッズで囲むことです

    Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

    毎日エゴサしてます。ボカロ紅白って文言を入れると必ずいいねが飛んできます

    Q9:動画師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

    見てくれた人の反応がよかった時です

    Q10:ご自身の今後の展望などありますか?

    ボカロ紅白をもっともっと大きくしていきたいと考えています。その中で手伝ってくれてるクリエイターさんが有名になったらいいなと思ってます。自分はその中でぼちぼちやれたらいいなという感じです。

    Q11: 普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

    これから更にクオリティを上げていきますので見ててください!

    Q12: その他、ご自身がお話してみたい内容 (告知等)  はありますか?

    ボカロ紅白歌合戦2024をみろ!!!

     

    ※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


    いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。当インタビューにつきましては、隔週掲載を予定しておりますので、今後ともよろしくお願い致します。

    【3】最後に

     #196。いかがだったでしょうか?次回は現在開催中の殿堂入り歌唱投稿祭投稿作品を掲載予定です。


     それではまた次回、#197でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ

    エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド