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映画監督 菅原浩志のメルマガ №10 「福島に流れる時間」/他
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映画監督 菅原浩志のメルマガ №10 「福島に流れる時間」/他

2013-01-17 17:00
    • 「TIME AND TIDE WAIT FOR NO ONE・・・時と潮の干満は何人も待たず」
    • 「時間の流れは主観的」
    • 「福島に流れる時間」
    • 「雪は天然のリフレクター」


    留学時代、住んでいたロスアンジェルスのアパートは、
    学生が借りられる安価なものだったけど、
    「ファニッシュ」というアメリカスタイルの家具付。
    居間には、ソファー三点セットと勉強机、
    台所には、七面鳥が一羽丸ごと入るオーブンに、
    自動食器洗い機とダイニングテーブルセット、
    寝室には、大きなベッドが備え付けてあった。
    台所の棚には、鍋、フライパン、皿、ナイフ、フォークが揃っていて、
    ハワイの長期間滞在用のコンドミニアムのようなもの。
    ただ、これは決して豪華なアパートではなく、
    必要最低限の荷物で移動、生活出来るよう、
    合理的なアメリカ人の発想から生まれたライフスタイル。
    そのアパートに留学時代住み続け、
    その間、テレビの無い生活を7年半続けていた。
    テレビが無かったのは、アメリカの大学生に課せられた勉強量が、
    半端でなく多く、とてもテレビを観る時間が無かったので、
    必要ともしなかった。
    そして、机の前の壁にいつも張っていた諺が、
    「TIME AND TIDE WAIT FOR NO ONE」
    (時と潮の干満は何人も待たず)

     
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