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                 ☆ メルマガPLANETS vol.58 ☆
   ~祝!『哲学の先生と人生の話をしよう』書籍化~
         発行:PLANETS  2013.11.15 (毎週金曜日発行)
                  http://wakusei2nd.com
 
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こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。
今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。

今号は、このお知らせからさせて下さい。
かつて、「メルマガPLANETS」で絶大な人気を誇り、
毎週金曜日、朝から読者の皆さまを緊張と啓蒙の渦へと巻き込んだコーナーがありました……
そう、哲学者・國分功一郎先生の人生相談コーナーです。
この度、朝日新聞出版さんから、書籍化されることになりました!

▼國分功一郎『哲学の先生と人生の話をしよう』
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「メルマガPLANETS」連載が書籍化するのは、
濱野智史さん『前田敦子はキリストを超えた』に続く2回目です!
当時、会員ではなかった方には、特にお薦めしたい一冊。
一見、さわやかイケメン先生……と思われている國分功一郎さんの、
知られざる一面が色々と垣間見えるとの噂も……!?

また、「知られざる一面」と言えば!
今週水曜日放送したばかりの「警備塾」も、早速アーカイブ公開しました!

▽國分功一郎も登場!ダンバインを語る「月刊 石岡良治の最強☆自宅警備塾」



▼『あまちゃんメモリーズ 文藝春秋×PLANETS』
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そしてこちらも、引き続き好評発売中。
増刷分も書店に届き始めました。一冊で、ひと冬越せます!
今年はこたつにみかん、『あまちゃんメモリーズ』で
まったりと寒い冬をやり過ごしましょう。


「いや、冬でも俺はガンガン外に出るぜ!」というアクティブ派のあなたには、
こんなイベントはいかがでしょうか?
アナウンサーの「よっぴー」こと吉田尚記さんが自ら主催する「場外ラジオ」に、
宇野がゲストとして出演します。
単なる対談ではない、「対談のスポーツ化」とは!?

▽11/28(木)19:30~ 吉田尚記×宇野常寛
「#jz2 吉田尚記の場外ラジオ」@ニッポン放送 イマジン・スタジオ
http://wakusei2nd.com/archives/2670

ただいまチケット発売中!
ご都合つきそうな方はぜひ、有楽町に足を運んでみて下さい。


それでは今週も高田馬場からお送りします、
今号のコンテンツはこちら↓
 
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├○    メルマガPLANETS  vol.58:2013.11.15
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├○  01.【過去原稿】今週のお蔵出し
├○  11/15のお蔵出し:「ガンダム」の現在[後編]
├○           (初出:「PLANETS SPECIAL 2011夏休みの終わりに」)
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├○  02.【特別掲載】夏野剛×福島みずほ×堀潤×宇野常寛
├○  リベラル再生会議2
├○  第3回 「若者」と「女性」に焦点を当てる
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├○  03.【批評】中川大地
├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]
├○  第27回  ファミコン支配への挑戦~「PCエンジン」と「メガドライブ」が示した道
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├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい
├○  11月のこの人:岩瀬大輔さん×吉田浩一郎さん
├○ 第3回 社会の機能を代替する
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├○  05.【絵日記】
├○  V3の恋する日記
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├○  06.【食べ歩き】
├○  秘書A子の馬場ランチグルメ
├○  馬場グルメ三十軒目:チャイナキッチンはなぶさ
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├○  07.【告知】今週のスケジュール
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├○  08. 編集後記&次回予告
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├○                               
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※一部の連載記事については、
「メルマガPLANETS vol.57」からの続きとなっております。

▼「vol.57」へのリンクはこちらです。
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar385335
 
未読の方は併せてお楽しみ下さい!


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┗■  01.【過去原稿】今週のお蔵出し
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編集長宇野がさまざまな媒体に寄稿した文章や、
講演などの採録を「お蔵出し」的に掲載します。
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11/15のお蔵出し:石岡良治×中川大地×堀田純司+宇野常寛「『ガンダム』の現在」[後編]
     (初出:「PLANETS SPECIAL 2011 夏休みの終わりに」)

■『ORIGIN』と『UC』~虚構の「正史」をめぐる熾烈な闘争

宇野:『SEED』や『00』が平成生まれのためのガンダムだとするならば、『UC』や『ORIGIN』が中年以降の希望の星ですか。

石岡:端的に言うと、『UC』の評価は保留したいですね。それは『閃光のハサウェイ』の影を感じざるを得ないので。その一方で『ORIGIN』には、安彦さんのキャラの優遇の差みたいなものが、良くも悪くもはっきり出ている気がしますし、僕は、彼のキャラ改変はそんなに好きではないんです。

宇野:1stは文芸物と架空戦記物のバランスが凄く取れていたんだけど、『Z』以降の富野ガンダムは文芸路線にガーっと行ってしまって、「ガンダム」にリアルなミリタリーとかポリティカルフィクションを期待していた人は結構ガッカリした。僕は富野派なのですが(笑)、文芸路線じゃなくてミリタリー路線を期待していた人が『0083』あたりで溜飲を下げているわけですよね。僕はこっちにはちょっと興味が持てない。

堀田:『ORIGIN』にしろ『UC』にしろ、思春期に1stを見ていた人へのコンテンツ開発であると思うんです。ただ、1stにも本当は二種類あるじゃないですか。ニュータイプが出現してスーパーマンが出てしまった後の「ガンダム」を肯定する派、つまり「劇場版なら『Ⅲ』が一番好き」という派と、「少年たちが漂流すべし!」派。僕は資質としてはティターンズとかに燃えるサブカル的タイプなんですけど、最初の頃の「ガンダム」を見たい気持ちもあるので、コンテンツ展開的に両方揃っている今は恵まれていると思っていますね。「やっぱり強化人間が出てこないと!」と思うときは『UC』を読めばOKですし。