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役割責任と結果責任
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役割責任と結果責任

2024-09-04 11:45
    津久井稲緒先生のCSRに関する論稿(2024,日本経営学会誌)を拝読しました。

    企業が社会に対して果たす責任は、役割責任(企業として社会にどう貢献するか)と結果責任(企業活動で生じた随伴的結果に対してどう対応をとるか)に区分されるということ、近年のCSV(Creating Shared Value)は役割責任に議論を限定してしまっていること、一方で過去のCSRは結果責任にばかり重きを置いていること、という整理がすっきりする。

    業績に加えて、この2つの責任に対しても経営管理を実施していくべきである、とするのが「複眼的管理」論の骨子となる。

    そこまでは、大きな方向性としては否定することはないだろう。

    問題は、それをどう実現するかだ。
    本当はそこのところを議論する必要があるのだけれども、論稿はここまで。

    ***

    企業が果たすべき社会的責任をどれだけ誠実に取り組んでいるか。
    その全てが株主価値とし
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    中川先生のやさしくもないしビジネスでもない話。
    更新頻度: 不定期
    最終更新日:2024-09-13 13:33
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