(byよしりん企画・トッキー)

被災地に向けて生理用品は十分送られており、
現地に届いていないのは
交通網の遮断や人手不足のせいにすぎないのに、
なぜか小林よしのりが生理用品を送るのを妨害した
「被災地の女性の敵」のような言われようをしています。

なぜそんなことになっているのか、検証しておきます。

4月17日12時41分、小林はブログ
「非常時に配布すべきもの」を配信。

これをBLOGOSが転載、
さらにBLOGOS編集部がツイッターで
リンクを張って拡散しました。

このツイッターを15時56分、
漫画家の瀧波ユカリがリツイートし、
「生理用品は、災害時には食料や薬品と同じように
必須のものとして扱われなければいけません。
本当に本当に必要なものです。
ないと生活できないんです。
その存在を口にする意義は多大なものだし、
男、女は関係ないです」
と批判しました。

そもそも小林は被災地に生理用品が
必須ではないなんて一言も書いていません。

被災地に生理用品が必要なことは
当然の前提とした上で、
これは本来デリケートな問題であり、
女性が発言すべきことなのに、
テレビで男性コメンテーターが発言するのは
感覚的に変ではないかと言っただけであり、
これくらいは冷静な国語力があれば
誰でもわかるはずです。

しかし、瀧波のツイートは1300以上リツイートされ、
「小林よしのりは被災地に生理用品が
必須だということも理解していない」
という印象だけが拡散。

さらにはテレビの男性コメンテーターに
「気色悪い」と言ったのに、完全に女性の生理現象が
「気色悪い」と言ったかのように混同され、
BLOGOSのツイッターには非難・罵倒コメントが
殺到しました。

しかし、中には
お話がかなりズレてきていますが、
小林氏は「女性特有のデリケートな分野なので、
女性が発言するのが妥当」と言っているのです。
この類の配慮は、日常生活において
当たり前のように行われています。
非難すべきものではありません

リプ返している皆様へ。これが震災時でなかったら、
公共の電波で男性に生理用品の話させるなんて
デリカシーがない!となるということも
一緒に考えてほしいなと思います

などと反論している人もいて、冷静に読めば
どちらが理が通っているかは一目瞭然です。

さらに反論してくれた人は、こう質問を返しています。

この(小林の)発言で過剰反応する意味が
分からないんですが。
だれが(被災地に生理用品は)不必要で
後回しされるものとして発言したのですか?

もちろん、この問いに答えられる人はいません。
誰もそんなこと言ってはいないのですから。
ところがこれに、こんな返答をした者がいます。

横から失礼します。以前被災地に救援物資として
生理用品を届けようとしたかたが男性職員に
「こんなときに不謹慎」などと言われ突き返された
という体験談がもとになっております。
他にも避難の際に誤解により生理用品が
行き届かなかった例もありますので調べてみて下さい。

私は、これはデマではないかと思います。
あまりにも不自然な話だからです。

生理用品を返したという男性は、何者なのでしょうか? 
何の権限があってこれは返すという決定を下し、
それを実行することができたのでしょうか?
その男性一人の判断で、支援物資を返すなんてことが
できるのでしょうか?

そもそも、被災地には不要な物資が
届けられてくることなどよくあるはずですが、
この非常時に、不用品をいちいち送り返す手間を
かけるなんてことをやるでしょうか?
不用品はどこかに積んでおいて、
ほったらかしにするのではないでしょうか?

なお、この返答をした人のプロフィールを見ると、
「沖縄で反原発デモを続けています」
なんて書いてありました。
(沖縄に原発ないのに!?)

小林よしのりを「被災地の女性の敵」に
でっち上げるためのデマ・煽動が
横行しています。

これは実に恐ろしいことであり、
心底怒りを感じます。

 

 

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