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『孤独を貫け』の感想ご紹介!
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『孤独を貫け』の感想ご紹介!

2016-05-30 19:30
     

    (byよしりん企画・トッキー)

    「本のソムリエ」こと清水克衛さんとよしりん先生の対談本
    『孤独を貫け』(イースト・プレス)の感想をご紹介します!


    小林先生と書店「読書のすすめ」店主清水克衛さんの
    対談本『孤独を貫け』読みました。

    お二人の対談がとても面白くて、
    ぐいぐい引き込まれました!!

    いやあ、この清水克衛さんてば凄すぎる!

    だって、お店には漫画はよしりん先生の作品以外
    置いていないというし、ベストセラー「火花」も置かないし、
    地図も置かない。
    大東亜論は400冊くらい売っているっていうし。

    ロックだよね!!シビレました。

    今度の道場に清水さんが来られるとのこと。
    お会いできるのがとても楽しみです!!
    (かっしーさん)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    『孤独を貫け』拝読しました。
    興味深い内容が盛りだくさんで楽しく拝見しました。

    特に、「公」・「公共心」を考えるなら、今の時代を
    あきらめなければならないとの話にはハッとさせられました。
    この点で、何かで読んだ林業の方の話を思い出しました。
    自分の代では伐採し収入に出来ないが、
    30年後・50年後・100年後の世代のために木を植え
    手入れを続けていると仰っていました。
    そして私は、この本も数十年後の日本の為に
    植えられた木の一つではないかと思いました。

    ともすれば誤解されがちな「小林よしのり」を、
    読んだことのない人にも僭越ながらお薦めしたいです。
    また同時にそう言う自分自身が、色々と孤独に
    読書しなくてはと深く恥じ入りました。
    (トロツキスト?さん)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「孤独を貫け」を読みました。
    読みやすくて面白い、しかも深いです。

    個人的にとりわけ印象に残ったのは、世界大の公論に
    触れた部分。
    「公論として大事なのは、どうすればいちばん中東を
    安定させられるかを考えること(p200)」

    今まで先生が他の著作でも何度も発言されている
    こととは思いますが、「公や公論って何だろう?」と
    最近ぼんやり考えていた自分にとって、上記の言葉は
    ハッとさせられるものがありました。
    まだまだまだまだ私の理解は浅いとは思いますが、
    公論とは『公が最も安定する方法について
    思考し議論を重ねること』と今は解釈しています。

    ドラマ「重版出来!」にて、高田純次(主人公のいる
    出版社の社長)が
    「私は本のおかげで人間になることができたんです」
    といったことを言ってましたが、小林先生の著作には
    「人間に成れる」滋味が詰まっていると思います。
    (写馬鶏さん)

    孤独を貫け

    「一人でいて寂しくない人間になれ」
    は頭山満の名言ですが、本物の「自己啓発」とか

    「自己実現」とかいうものは、孤独に耐え抜いた末にのみ
    達成されるものなのでしょう。

    いま現在のよしりん先生の人生観・読書観が
    最も端的に表されたこの一冊、お勧めです!

     

     

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