昨夜、なるべく起きていようと、録画したテレビ番組ばっかり
見ていたのだが、漫勉という番組で、高橋ツトムという漫画家
の画力に圧倒された。
わしも最近、筆ペンを使っているが、つけペンよりも圧倒的に
速くて楽だ。
しかし目や細かい線は未だにGペンに頼っている。
高橋氏のシャープペンシルの太さが絶妙に良くて、わしも
あのシャーペンが欲しい。
握りの部分のゴムも太めなのだろうか?
道具に懲るポカQ、あれって入手できるか?
それからホワイトが筆になっていて、かなり細い線も出せそう
だったが、あれも入手できるか?
絵はとことん自由に描いていいのだな。
わしは石森章太郎の「マンガ家入門」で育った世代だから、
過去の作法を崩せなかったが、もっと根本から考え直しても
良いようだ。
それから松田聖子の出る「ソングス」という番組を見たが、
歌を楽に歌っていて相変わらず音色が美しい。
歳をとると高温の張りや伸びが衰えてくるから、サビで感動
できなくなるが、昨日はそういう歌がなかった。
新曲は2曲とも冒険してるが、口ずさみたくなる歌ではない。
「瞳はダイアモンド」みたいな楽曲を松田聖子に提供できる
クリエイターはいないのか?
それから「蘇る歌謡曲」3時間スペシャルを見た。
昔のアイドルは歌がヘタだと思い込んでいたが、とんでも
なかった。
今に比べたら、石川ひとみも、高田みづえも、桜田淳子も、
みんな歌が上手かった。
石原裕次郎や勝新太郎や渡哲也など映画俳優の歌も、
圧倒的にカッコ良くて上手かった。
歌手が他の歌手のモノマネするのも、上手すぎて感動した。
昔は良かったと言うしかない番組だった。
テレビ番組ばっかり見て4時まで起きていたが、目を覚ました
のは9時過ぎ。
まあ、これで「朝まで生テレビ」は起きていられるだろう。