リベラリズム論の第一人者、井上達夫氏とわしの対談本が
情報公開になった。
タイトルは『ザ・議論!』である。
第1部から天皇制の議論になっていて、現在の「男系保守」
との情けない戦いとは基本的に質が違う深淵な意見の
激突になっている。
井上氏はこの表紙を見て、わしの髪が青年のように
黒々しているのはズルいと言うのだ。
実はわしもこのキャラ絵の髪を少しづつ白髪を増やして
いきたいのである。
ところがスタッフは、このキャラ絵は「アイコン」だから、
変えられないと抵抗する。
この絵を描けば、とにかく小林よしのりと瞬時に認識する、
そういう「記号」のようなものだと彼らは言う。
だがもう一つの彼らの事情が秘められていて、よしりんの
キャラ絵の髪を白髪にするには、ベタを塗ったあとで、
ホワイトで描き加えるという作業が、もうひと手間、増えて
しまうのだ。
それが時間との戦いで原稿を仕上げている彼らにとっては、
すごく面倒くさいのである。
全コマのよしりんキャラ絵に必ず、手描きでホワイトの線を
入れていく、この作業が嫌なもんだから、「アイコンだから
変えてはいけない」と言っているのだろう。
しかしわしも人の本のカバーの著者近影が、やけに若くて、
本人とのギャップがあり過ぎるときに、ゲラゲラ笑っている
くちである。
やっぱり白髪だけでも増やしていきたいのだが、道具で
楽に入れる方法はないものかな?
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権力批判する時は最早、欧米を見本にしろと言わない事が重要になると感じた。
例えば、落合信彦さんの『そして、アメリカが消える』と言う本ではトランプとヒラリーが絶望の大統領選に繋がっていると書かれてあるし、エマニュエル・ドットさんの『問題は英国ではない、EUなのだ。』と言う本では英国のEU離脱でEUの悲惨な実態が徐々に暴かれ始めている。
エネルギー企業もアメリカのシェールガスを見限ってロシアの油田開発に力を入れているようだから、欧米賛美を控えた権力批判をやった方が良いと感じた。
ドイツの現状を見ると脱原発以外では駄目駄目も良いところかもしれない。(特にドイツ銀行関連。)
フランスはそのドイツやアメリカに追従姿勢が消えてないし、欧米の農業は殆どが補助金漬けなので補助金がなければコストが高くて太刀打ちできない実態もばれた。
最も農業栄えるなら補助金よりは農業減税の方が上手く行くと考えるが。
そう考えるとロシアやイランって中々、参考になる制度があって感激した。
配信、ありがとうございます。
髪が青年の様に黒々しいと言われても、実際には先生の頭はハゲが進行していないのだからズルくも何ともない気がします。
自分は今のままでいいと思います。というより、先生の絵で髪は気にした事さえありませんでした。
ゴー宣の歴史において、『自分だけは美形に描き、論敵を似顔絵で醜く書いて傷つける』。
永らく言われてきた事だと思います。
自分の考えでは、どうやって間違っている相手を普通に、あるいは美形に描く事が出来るのか。
また、自分の考えは間違っていない、もしくは正しいと思っている立場なのに自分を醜く書く事が出来るのか。
こういう疑問が浮かんできます。
あまりに相手がいい加減な事を言っていると、感情を込めて絵を描くケースもあったでしょう。例外で、愛着のある人にも酷い絵の描き方もある様ですが。
自分を美形に描き論敵を醜く描くのは、むしろ自然な書き方だと思います。
今回は、髪ときましたか。
先生の読者で100人中、1人でも髪が黒々しくて嫌悪感を感じている人がいるかどうか。