レコード大賞は、歌謡曲の衰退と、1億円の買収スキャンダル
もあり、今やとことんその権威は地に堕ちている。

したがって今年のレコード大賞が本当に権威を取り戻すためには、
365日の紙飛行機」「花束を君に」の戦いにならなければ
ならない。

国民的に受け入れられたのはこの2曲しかない。 

そしてどちらかを取るならば、「花束を君に」で決めるべきである。

宇多田ヒカルが復活するや否や、母・藤圭子への複雑で深い愛を
吐露するこの曲を発表したのは、もはや文学の域である。

わしはこれを聴いて感動で涙が止まらなかった。

これほどの名曲にレコード大賞を与えられないとなれば、
その権威は完全に失墜したものと見做すしかない。

 

 

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