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産経新聞に野田佳彦幹事長のインタビュー記事が載っている。
「譲位、政争の具にしない」と見出しがついている。
野田氏は「対案を出すつもりはない」と言う。
女性宮家創設や女系天皇の議論も続けていくと、
「通常国会で約束することが必要」と言っている。
これを読んだ安倍政権はニンマリしているに違いない。
また騙せるぞと思っただろう。
野田氏は首相時代、安倍首相に「2013年の通常国会で
定数削減と議員歳費の削減を約束するなら今週末の16日に
解散してもいい」と啖呵を切り、安倍首相が約束したので
実際に解散し、総選挙で大惨敗した。
だが安倍晋三は政権獲得後、見事にこの約束を反故に
してしまった。
わしは野田氏の正直な性格は好きである。
だが、やっぱり馬鹿正直はいけない。
安倍政権が女性宮家の議論を約束しても、
実行するわけがないではないか!
蓮舫氏も野田氏も「対案は出さない」と言う。
民進党はカジノ法案でも、途中で腰砕けになった。
ひょっとしたら共産党の方がこの問題では頼りになるかも
しれない。
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小林よしのりライジング
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