朗報がある。
立憲民主党は「憲法に関する当面の考え方」をまとめた。
枝野幸男代表は、ついに一歩踏み出したのである。
もちろん安倍政権の9条に「自衛隊明記」加憲は反対する。
これはわしも反対だからOKだ。
そして「基本姿勢」として、「立憲主義をより深化・徹底する観点から憲法に関する議論を進める」としている。
素晴らしい!
立憲主義の貫徹は、まさしく立憲民主党のアイデンティティーである。
わしが立憲民主党を応援したのも、まさしく「立憲主義」の深化・徹底が今の日本に必要だと思ったからである。
さらに「日本国憲法を一切改定しないという立場は採らない」と明言している。
よっしゃ!
これで立憲民主党は社民党化するという批判は完全に退けた。
社民党や共産党のように、憲法を聖書と勘ちがいした信者とは一線を引かねばならない。
もっとも、社民党・共産党も、現実的平和主義を目指すなら、いずれ立憲民主党から提示するだろう「立憲的改正案」に賛成してほしいと思っている。
そして「当面の考え方」として、「立憲主義に基づき権力を制約し、国民の権利の拡大に寄与するとの観点から、憲法に限らず、関連法も含めて必要な改定があるならば、積極的に推進する」と書いている。
山尾志桜里議員が構築している改憲案は、まさしくこれだ!
山尾氏、倉持氏が今後発表していく改憲構想は、「ゴー宣道場」を媒介に、一般国民が誰でも参加して、その経緯を見届けることができる。
権力が上から国民に押し付ける改憲案ではなく、「草の根からの改憲運動」になっていくだろう。
それこそ枝野代表が志した「草の根の民主主義」である。
憲法改正を日本会議と安倍政権だけに任せておいていいはずがない。
「ゴー宣道場」が「立憲的憲法論議」を一般国民に開いていこう。マスコミの取材もOKだ。
枝野幸男代表は、そのチャンスを我々にくれた。
「立憲的憲法論議」を拡大しよう。
我々は、今の憲法より、「平和主義」を現実的に担保できる憲法を作らねばならない。
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