泉美木蘭さんが正直な気持ちを豪速球で書いている。
泉美さんは作家の頭脳であり、右半球優位の人だから、わしに近い。
笑いのツボも似ているし、感情を理屈で誤魔化すのが苦手な人だ。
ひとつ何かに嵌ると猛然と深掘りし始めるのは独特なキャラで、そこが気に入って師範に迎えた。
泉美さんは文章が「書ける」。
次から次に、自分の感情のひだに侵入しながら書ける。
誰にでも文章って書けるもんじゃない。
書けるって凄いことなのだ。
勝手に自分も書けると思い込んでも、実は冗漫なだけで、さっぱり面白くない駄文を書く人もいる。
文章を見れば、どのくらい客観的に自分を見ているかがすぐ分かる。
泉美さんはあの小動物のような容貌と、自由過ぎる行動や経歴を持つので、人に誤解されがちだし、なめられがちだから、わしはこうして擁護している。
すっかり信頼しているのだ。
あのブログでいいと思う。
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