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中森明夫氏が週刊朝日に
『AKB48論』(幻冬舎)に対する素晴らしい書評を
書いてくれている。
大感謝します。ありがとう。
確かにAKBは規模が大きくて、絶えず変化し続けているので、
全体を把握し、核心を押さえるのが難しい。
一つ分かったのは、宇野常寛氏は
AKB以前のアイドルは興味なかったと言っており、
そういえば現在のAKBメンバーが
アイドルといえばAKBになってしまっている。
せいぜいモー娘。くらいからが彼女たちの記憶だろう。
だから「王道」と言っても、ワケが分からないのかもしれない。
王道などもう崩壊したのかもしれない。
わしが古い価値観にこだわってるのかもしれない。
だが、テレビのバラエティーか歌番組で、
ちょっぴり見る一般の人々にとってみれば、
AKBの多彩な魅力を本当に知っているとは思えない。
NHKのBSプレミアムでやってる「AKB48 SHOW!」のような番組が、
地上波のゴールデンタイムでやっていれば、
もっと伝わると思うのだが。
この先、AKBはどうなっていくのか?
今のAKBの懸念材料は何か?
7年後のオリンピックまで、AKBはもつのか?
そのとき誰がセンターなのか?
今、台湾から『AKB48論』を出版したいというオファーが来ている。
実現するかどうかはわからない。
だが、「AKBとは何か?」という関心が、
国家の枠を超えているのは、間違いなさそうだ。
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小林よしのりライジング
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