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共産党・不破哲三の驚くべき思想
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共産党・不破哲三の驚くべき思想

2014-12-26 17:30
     

    今朝の朝日新聞に共産党の不破哲三氏の
    インタビューが載っている。

    これが非常に興味深くて頷かせる意見なのだ。

    小選挙区制は非常に人工的な制度なのね。
    どこの国の選挙制度にも歴史があって、
    米国は二大政党制の典型だけれども、
    奴隷解放戦争で奴隷制の『廃止派』と
    『維持派』から二大政党になっていった。
    日本は上から選挙制度を変え、
    (政党助成金という)金の分配で新しい政党を
    作った。

    なんと共産党が、日本の歴史に基づく選挙制度で
    なければならない、小選挙区制は人工的だと
    言って批判している。

    わしも賛成だが、この意見って、
    本来「保守」の思想である!

    小選挙区制は日本の歴史に基づかない
    設計主義的システムだから、
    「左翼」の思想なのだ。

    妙なことだ。共産党の方が「保守」に近い。

    そして「本当の自共対立の時代が始まりつつある
    と言っているが、恐ろしい予言である。

    民主党が第二自民党になったら、実際に
    自共しか残らないことはあり得る。

    問題は、「側室なき男系主義」で、天皇制を
    消滅させようとしているのが自民党であり、
    格差がもっと拡がれば、共産党の時代が
    本当に来るかもしれないということだ。

     

     

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