明日はライジング配信で、夜8時からは
泉美木蘭さんとのニコ生放送をします。
テーマは「『卑怯者の島』と戦後の若者」にします。
安保法制で反対のデモをやる人は、主婦や大学生や
高校生までいます。
わしは主婦のデモは分かるのですが、若者のデモは
少し違った感慨を持つに至りました。
わしは今の大学生あたりの若者は、小林よしのりの
作品にかすってもいないはずであり、わしのことは
知らないはずと思っていました。
『戦争論』のベストセラーは17年前ですから、
彼らは生まれて間もなくだったはず。
彼らが当時の左翼化する社会状況を知ってるはずもなく、
『戦争論』を意識したはずがないのです。
ところが、彼らはわしのことを知っていて、こう言う。
「現在の右傾化した社会を作った元凶は
小林よしのりであり、『戦争論』だ。
だから謝罪させねばならない。」
これは明らかにどこかから仕入れた「情報」です。
言い方としては「ネトウヨは小林よしのりが作った」という
左翼運動家、香山リカやヘイトスピーチのカウンターの
口真似のようです。
一方、今もわしの著作を読む若者は確かに
生まれています。
『戦争論』は増刷し続けていますし、「ゴー宣道場」にも
高校生が来ています。
よく大人の議論について行けるものだと思いますが、
若者にも色々いるということでしょう。
援助交際がマスコミ的にブームになったときも、わしの
知ってる女子高生はわれ関せずの状態でしたし、
普通に暮らす女子高生の方が圧倒的に多数だったのです。
さて、戦後の若者とは何なのか?
『卑怯者の島』に現れる若者、つまり戦前・戦中の若者と
どこが違うのか?
明日の生放送では、その辺を深く掘り下げたいと思います。
生放送はライジングの購読者という、特に限定された
空間なので、言えることもある。
「『卑怯者の島』と戦後の若者」
興味のある人は聴いてみてください。
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