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現代の日本人に直視出来るか?『卑怯者の島』
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現代の日本人に直視出来るか?『卑怯者の島』

2015-08-22 15:30
     

    (byよしりん企画・トッキー)

    今日も『卑怯者の島』
    愛読者カードの感想ご紹介です!


    一気に読んでしまいました。
    戦場で戦うという現実が
    これでもかというくらいに
    胸ぐらをつかまえられて
    読んでいるような感じでした。
    P407、「神平、意地しかないんだよ」
    「意地を捨てる奴がいたら戦争は勝てん!」
    と話す通明の言葉がずっと
    心の中に残っています。
    卑怯者の島とは今、日本で暮らしている
    日本人をさしている言葉ではないでしょうか。
    「俺の日本を失ってしまった」
    と神平のセリフ、
    70年前に日本のために死んでいった
    方々に対してきちんと胸を張って
    話すことができる日本になって
    いるのか自問自答をくり返しています。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    涙が止まりません。
    素晴らしい本でした。
    ありがとうございました。
    戦争とは、生きのびるとは
    こういうことだと理解できました。
    「教育の書」であれば良いと思いました。
    本書を読み、この国、現代は
    生きることの本質を忘れていると痛感しました。
    靖国神社に行ったらペリリュー島
    その他の英霊を思いながら
    拝したいと思います。

    卑怯者の島

    現代の日本で、米国追従に疑問も持たず、
    何ひとつ戦ってもいないのに、
    そのことにやましさも感じない人には
    読めない本かもしれません。

    この本を読める日本人は、どれだけいるか?

     

     

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