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これは中傷ではないのだが、シールズとイスラム国と
アルカイダはよく似ている。
固定した組織ではなく、アメーバみたいに不定形で、
その集合体には名前が付いている。
集合体の名前はブランド化し、誰でもその名前を
名乗って活動することが出来る。
集合体のように見えて、ブランド名が威力を
発揮するときは、どんどん各地に分裂して増殖する。
ブランド名が広報力を失ったら、他の名前に変えて
活動を続ける。
これは批判ではなく、単なる客観的事実だが、
実はシールズも反原発デモ以降、次々に名前を
変えて活動して来た若者なのだ。
今はついにシールズという名前がブランド力を
発揮するようになったため、ワンイシューで緊急行動と
言ってたはずが、すでに辺野古の基地問題で活動を
始めている。
シールズはテロをしないから無害なので、勝手に
やればいいと思う。
なんと言っても、シールズというブランド力なら
記者会見が開ける。これが大きい。
バカな記者がブランド力で集まるからだ。
「バカな記者」という部分は批判である。
広報力と資金調達力は、シールズにとっても、
テロ組織にとっても、命綱だ。
広報と資金で協力する者がいる限り、このような
組織は潰せない。
そしてシールズにせよ、テロ組織にせよ、根本的には
「実存」の問題である。
これは日本では在特会や、右派集会の参加者も
同様で、真の動機は「実存」である。
外部から支援するにせよ、批判するにせよ、それは
彼らの「実存」の確認になる。
だとしたら対策はとれるかもしれないのだが、提言は
やめておく。
どうせ無理だから。
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小林よしのりライジング
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