やっと『大東亜論』のシナリオが出来た。
昨日は煮詰まって、どう展開すればいいか分からず、
ピシッと決まるストーリーが出来るのだろうかと
不安になるほど難しかった。

それが今日の午後から強引に書き進めてみると、
スルスルと妙味のあるストーリーが出来てしまった。
まずは一安心。 

昨日は不安で不安でたまらなかったのだが、今日は
晴れやかな気分で遅めの夕食時に日本酒を
飲んでしまった。 

だが、まだ分からない。
明日からコンテを描き始めるが、コンテを描き始めると
細かいところでつじつまが合わなかったり、キャラクターが
活き活きしなかったり、思ったイメージと違うということもある。
したがってコンテも相当な集中力で描かねばならない。 

手塚治虫は「ブラックジャック」で18pか20p程度で、
一話をびしっと完結させていた。
それを毎週続けていたのだから、天才とは本当にすごい。 

わしも『大東亜論』は18pだ。
今まではまだまだ論と物語の融合で描いていたが、
今秋発売の「SAPIO」からは完全に物語になる。
なるべく自分に課すハードルを高くして、どこまで
ストーリーテラーになれるか、挑戦し続けなければならない。 

ギャグとストーリー、赤塚不二夫と手塚治虫の両方
詰め込んで、大河物語を描くことに挑戦したいと思う。
夢はデカい方がいいからね。

 

 

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