
第168号 2016.3.1発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】

泉美木蘭のトンデモ見聞録
第1回「『バーチャル予約客』『お客様は神様だろ』…飲食店を追い詰める困った人達」


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2016/02/29(月) 14:55 「中国人の爆買いに媚びを売る自虐的『おもてなし』を止めろ!」小林よしのりライジング号外
2016/03/08(火) 20:10 「『言論の自由』を守る義務は権力にあるのだ」小林よしのりライジング Vol.169
去年の秋頃の話です。自分への御褒美(甘い!?)に平日の昼間、庶民向けのステーキ屋へ行きました。一番安い肉と赤ワインなんかを頼んで、幸せな一時を過ごしていると、一人のお客さんが入って来ました。私の近くの席に座ったので、チラっと見てみると、六十代か七十代位の男性でした。
ウエイトレスさんが注文をとりにやって来ると、聞いてもいない自分の話を一方的に話し出し、愛想笑いをウケていると勘違いしてなかなか止めません。気を利かせているつもりなのかジョークをちょいちょい入れるのですが、傲慢さだけが目立って全然笑えません。挙げ句の果ては、自分は食べられないからと、一番安い肉のグラム数を更に半分にして半値で注文しようとする始末。気を遣われながらも丁重に断られると、グチグチと『仕方ねえ』とか文句を言いながら悪びれる様子もなく、『まあ水くれ。畑仕事して来たから喉渇いてるんだ。解るだろ?』と言い放ちました。水はセルフサービスの店なのに…。
気分が最悪になり、かといって注意も出来ない私は、とっとと食べ終え、ウエイトレスさんに出来るだけ明るく『御馳走様でした!』と告げて帰って来ました。
「保育園に落ちた、日本死ね」のブログ騒動に対し、知らん顔やヤジを飛ばしていた自民党ですが、此処に来て態度が変わったようです。
保育園落ちた:匿名ブログが波紋拡大 首相一転、理解示す - 毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160308/k00/00m/010/086000c
自分の会社の人間を見ていても思うのですが、年寄りは、敢えて通らない事を言って反応を楽しんでいる処もある気がします。若い頃はそうでもなかった人でも、年を追うごとに、意固地で意地悪くなったりして…。普段、家族に相手にされなくなった憂さを晴らしているんじゃないか、なんて考えてしまいます。
よしりん先生のブログを拝見し、
安倍やその信者共が「民主主義という共通の価値観」などといっているが、
奴等にはその「価値観そのものを履き違えているという自覚がない」
ということが最大の問題なのだと心得ました。
近年隆盛を極める通販サイトの過剰サービスともいえる客対応を見ていると、木蘭さんのお話に出た「迷惑バーチャル予約客」の出現は必然だよなぁと思えます。
というのも現在、有名通販サイト2社(AとかYとか)が「注文確定24時間以内に商品を顧客のもとに届ける」という配送業の処理能力を一切無視した危険極まりないサービスを推進しているのです。
これが原因で通販サイトの影響で激増した個人宅配がさらに厳しい内容になり、配送ドライバーが過重労働に苦しんでいるという話をよく聞きます。
しかも、通販サイトの性質上「宅配に頼らなくてもいいような小物」でも宅配しなければならず、それに加えて配達先が不在の場合は「再配達」が発生し、配達一件の負担が今までの二倍に増えるという極めて苛烈な労働条件になっているそうです。
そんな労働を続けていて配送業、特にドライバーが無事でいられるわけがありません。不幸な事故が起きてからでは遅いのです。
個人通販サイトは自分自身も利用しているので、正直言うと全面否定はできません。
が、しかしせめて、配送業者の負担を増やす「全品送料無料」「24時間以内配達」だけは止めたほうがいいのではないでしょうか。
客が安易に注文できないよう「送料無料は1万円以上から」「再配達には別途料金」といった具合に、客側にもリスクを与えるようにしなければこの現状は変えられないと思います。
トロです。失礼します。
「偶然の産物」の動画公開、有難うございます。
ゴー宣道場の原点に、触れる事が出来た様な気がします。
遅くなりましたが、堀辺師範のご冥福をお祈りいたします。
堀部師範、ご冥福をお祈りいたします。
ISD条項のお話は非常に勉強になりました。
今号とあまり関係の無い話ですいません。
【福島「放射性物質」土壌汚染調査 8割の学校で驚愕の数値が!】
http://jisin.jp/serial/社会スポーツ/disaster/23272
昼食中にも関わらず、この記事を読んで思わず涙がこぼれそうになりました。同時に、集務員ないし私務員と化した国や自治体に対する怒りが怨霊レベルです。記事中、識者のコメントとして、以下のように書かれていますが、全く同感です。
「大人たちは、何百年にも及ぶ放射能汚染を未来の世代に押しつけ、のびのびと外遊びする環境も奪っておきながら、自分たちは目先の利益だけ優先して『たいしたことはない』と言って原発再稼働まで進めています。こんな不道徳を押し付けられた子供たちが、それを当たり前だ、と思い込んでしまえば、不道徳が世代を超えて連鎖してしまう。そのような社会がどうなっていくのか、私はとても恐ろしい」
国が一般の福島県民に作業員の被ばく限度量(20mSv)を押しつけているのも大問題ですが、この「不道徳の連鎖」こそ簡単確実にトリクルダウンがあり、奴隷犬政権以降、あっという間に隅から隅まで不道徳社会のできあがりです。
リラリラックマさんへ。
ありがとうございます。
本当にうれしくて、ひとことひとこと噛み締めました。
東京には行けないけど『ゴー宣道場』に注目し、期待している読者さん達に会いました。お話を伺うなかで『真剣な議論の場を望んでいる』ことが伝わりました。
「日常を手放さずに公論を追い求める者」にとって、ゴー宣道場は唯一の砦です。
きっと日本全国にゴー宣道場を必要とする人がいるのだと私は感じています。
そう考えると、未熟者ゆえ、ついつい気負ってしまいます(苦笑)
イキオイは人の勇気を促しますが、キオイは人に不安を与える。
もっとリラックスしたいと思います♪否、リラリラックスですね(*^O^*)
笑顔!笑顔!!
泉美木蘭のトンデモ見聞録、読みました。常識の無い人間が増えて、社会が無秩序化すると、色々な場面で、暮らしにくさを感じるようになりますよね。情緒のない、思いやりの欠けた、お金勘定だけを考える若者がいっぱいになってしまった事は、国にとって大きな損失だと思います。それと、申し訳ないな、という気持ちになります。若者に対しては勿論、先祖にも。
冒頭の『お客様は神様だろうが!』の男のようなタイプ、あれは、人の嫌がる様子を見るのが楽しくて仕方ないんでしょうね。そういう輩に限って弱いものイジメをする。木蘭先生が実は強かったんで、さぞやビックリした事でしょう。トラウマになって、2度と、同じ事をやらなくなっていれば良いなあと思います。
バーチャル予約客・ドタキャン客、酷いですね。もう詐欺ですね。想像力のない人間が増えているのでしょうか。常識力とは想像力なのかも知れませんね。想像力とは、創造力…、これは違うかな。
相手の身になって考えろと小学校で教わった気がするのですが…、今は、人の事を考える事は、必ずしも必要な事ではないと考える人が、多いのかも知れませんね。その労力を勿体無いと思うのかも。
三波春夫さんの話を初めて読みました。やはり、偉大な方だったようで、非常に嬉しく思いました。新潟県民として、誇り高いです。木蘭先生、良い話を聞かせて頂き、どうもありがとうございます。
『お客様は神様です』を間違って解釈している人が、傍若無人に振る舞うのは、やはり新潟県民として心苦しい面があります。
たいしたことない神様を排除しただけで、真っ赤な顔で糾弾してくる、ホントは事のいきさつなんてどうでもいい、ただ自分がいい人になりたいだけの、もっとたいしたことない神様。……めんどう臭いです。
(´д`|||)
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