この活動を通じて学んだこと。
その一つに、“女性・母性”の力の必要性がある。
難病の子どもとの闘病を通じた女性の行動や心理で学んだ女性・母性の力を無くして、これからの美しい社会は無いと想い、全国の女子刑務所、少年院を講演で周らさせていただくようになった。
以前ならば、想像もしていなかった行動だった。
過去に法に触れる悪い事をしてしまったことは、もちろん罰せられることであろうが、改心し、務めが終わり、そこから本気で頑張ろうとしている人には、必ずチャンスを与える社会にもしたいので、動いてみることにした。
先日、和歌山県の女子専用刑務所に伺った。
現在の刑務所内も、もちろん社会と同じで、高齢化と多国籍化が著しい。
白髪の女性がその殆どで、自力では動けない年配の女性、車いすを使用して移動をしている女性もいらっしゃった。
職員に聞くと、務めが終了して社会へ戻っても、孤立や孤独、また社会での“新たな苦しみ(