• このエントリーをはてなブックマークに追加

今なら、継続入会で月額会員費が1ヶ月分無料!

キックボクシングと合氣道の融合!!  大和哲也「合氣ック」インタビュー
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

キックボクシングと合氣道の融合!!  大和哲也「合氣ック」インタビュー

2017-04-11 12:22
    97f2e8aa50550308eb797c72ef0279ac0cfadf5c
    「合氣ック」とは何か? K-1MAX -63kgトーナメント優勝をはじめ、多くのタイトルを手にしてきたキックボクサー大和哲也。最近はキックと合氣道を融合させたスタイルを構築してるという。Dropkickは「達人大好き!」なのでさっそく話を聞いてきました。トリャッ!! 



    <関連記事>
    「Team DATE名誉顧問」は太気拳創始・澤井健一の弟子だった!! 吉田かずおインタビュー
    http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1181924

    【この男は実在する!!】合気道の達人・柳龍拳ロングインタビュー
    http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar757546



    ――以前武道の達人の方を取材したときに、ユーザーの方から大和哲也選手がキックと合氣道を融合された「合氣ック」をやられてるのでぜひインタビューしてほしいというリクエストがありまして。

    大和 あっ、そうですか。嬉しいです(笑)。

    ――キックと合氣道の組み合わせは興味深いですし、ネーミングも面白いですよね。

    大和 久しぶりにK-1に上がることになるので、新しいスタイルを打ち出していこうと思って。

    ――まずは「合氣ック」の始まりから教えてください。

    大和 あれは5年くらい前のことですね。カルチャーセンターみたいなところに合氣道を習いに行ったことがあるんですよ。それは合氣道をやりたいというよりは、古武術をやってみたいなあと。キック以外に何か学ぶものはないかなと思って行ってみんですけど、もの凄く馴れ合いの世界だったんですよ(笑)。

    ――アレな感じだったんですね(笑)。

    大和 「……なんだ、これは?大したことないな」ってそれっきりで。で、ボクはアメリカでも試合をしてて『Lion Fight』という大会に出てるんですけども。アメリカで減量したときに水抜きで5キロ落とせたから、日本の試合でも大丈夫だろうと思っていたら、どうしても500グラムが落ちない。フラフラになるまで減量して最悪の状態で試合をして負けちゃったんですよねぇ。

    ――最悪の敗戦だったんですね。

    大和 ある試合のときは「どうやって倒そうか?」って考えられるくらいメチャクチャ調子が良かったんですけど、ダウンを食らったときから5ラウンドが始まるまで記憶がないんですよ。なぜ減量ミスをしてしまったのか。なぜあんなに調子がいいのに負けてしまったのか……悶々してたんですよね。そんなときに合氣道と再び出会えたんです。

    ――一度は見捨てた合氣道に(笑)。

    大和 はい(笑)。昔から持ってた本に『動じない。』というのがあったんです。王(貞治)さん、広岡(達朗)さん、そして、いまボクが習ってる心身統一合氣道会の藤平信一会長の対談本なんですけど。その本をあらためて読んでみたら「心が身体を動かす」と書いてあって。アメリカでも減量できたから日本でも同じようにできるとか、調子がいいからどんな技で倒そうとか……心に隙があったから負けたんだな、と。

    ――なるほど。精神性に問題があると。

    大和 ボクはキックボクシングを15歳からやってきて、世界を獲ったり獲られたりしてますけど。「これから技術がどれだけ上がるんだろう? パンチや蹴りの速度がどれだけ上がるのか」って考えたときに、ちょっと不安を感じていて。悩んでいたところがあったんです。

    ――行き詰まりを感じていたんですね。

    大和 そんなときに「心が身体を動かす」という言葉が凄く響いて。王さんも心身統一合氣道 宗主の藤平光一先生に合氣道を教わってたんです。最初のホームランから最後のホームランまで、バットに気を通して打っていたんですよね。

    ――「狂気の安打製造機」と呼ばれた榎本喜八も藤平さんに教わってますね。

    大和 調べてみたら藤平先生が始めた心身統一合氣道会は名古屋にも道場があったので。ぜひこの合氣道を習ってみたいと思うようになったんです。

    ――カルチャースクールのときは認めなかったですよね。でも、今回は……。

    大和 いや、まだ半信半疑でした(笑)。前日にYoutubeで合氣道関連の動画を見てみたんですよ。かかってくる人を次々に投げ飛ばす映像を嫁さんと一緒に見て笑ってたんですよね。「明日、検証してくるわ~」なんて言っていて。 

    ――まるで信用してないですね(笑)。

    大和 行ってみたら、その先生(山本岳見)はボクのジムに昔いたコーチに指導していたこともあったみたいで。 心身統一合氣道の教えは「心と身体はもともと一つでバラバラで使うものではない。いまはもともと一つのものを二つに分けて使ってるからよくない」と。心が重要だから姿勢が大事という話もされて、合氣道のテクニックも体験したんですが……。

    ――どうなったんですか?

    大和 先生から「私の腕を掴んでもらっていいですか?」と言われたので、おもいきりギュッと掴んだんです。すると気がついたら投げられてるんですよ。

    ――大和選手に投げられた意識はなかったんですか?

    大和 ないですね。柔道なんかだと投げられた感ってあるじゃないですか。でも、「どうやって投げられたのか」がわからないんです。

    ――いわゆる“崩された”ってやつですね。

    大和 そうです。自分の身体がその方向に導かれてしまった、自分の意識してない方向に変えられてしまったというか。ビックリしちゃって「もう一回やってもらってもいいですか?」って頼んで何回もやってもらいました。10回ぐらい繰り返しましたかね(笑)。

    ――それくらいの衝撃だった。

    b90c0106c3fb6a495461221010c0fd5fb6b829ee
    15a270a5df6337f84113c60115ba2adca3828d3f
    e3f43fcef1d99f2d8632c9aa6e9e2a257cfdbc9d


    大和 最後にはショックで立てなくなっちゃって。だってボクはいままでスピードとパワーを駆使する世界で戦ってきたじゃないですか。もう意味がわからなくて「なんだ、これは……!?」って倒れたまま天井を見上げていたんです。そうしたら先生が倒れているボクの顔を覗いて「……これがウチの合氣道です」と。後光が差してましたね(笑)。

    ――惚れますね、それは(笑)。



    この続きと、フミ斎藤や金原弘光が語る『1984年のUWF』、シャーク土屋・後編、KINGレイナ、鈴木みのると全日本イズム、「チキン諏訪魔騒動」とは何か……など20本以上の記事がまとめて読める「13万字・記事詰め合わせセット」はコチラ 

    この記事だけをお読みになりたい方は下をクリック!

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。