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和術慧舟會HEARTS総帥にしてAmebaTV格闘技チャンネルで解説を務める「おしゃべりAmeba野郎」こと大沢ケンジの格闘技談義! 今回のテーマはマクレガーvsメイウェザーです!
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大沢 いやあ〜〜〜、マクレガーvsメイウェザー面白かったですねぇ!!
――最高でした!
大沢 「やる、やらない」とグジャグジャやってるときから面白かったですし、試合が決まったあとのルール問題や記者会見もホントに最高でしたよ! もうなんか……楽しみにしていた修学旅行が終わった感じですよねぇ(グッタリ)。
――PRIDE1のように「この戦いを見終わったら、21世紀も終わっていい」というコピーをつけたくなる(笑)。
大沢 ただでさえコナー・マクレガーという伝説をリアリタイムで見られるだけでも凄かったのに、この試合って何十年経っても語り継がれていくと思うんですよね。猪木vsアリと同じですよ。あの試合は結果的に凡戦だったのにいまでも語れるんですから。
――今回もすべてにおいてあり得ない規格外の試合になりましたね。
大沢 だいたい試合に勝つこと以上に試合を組むことのほうが難しかったじゃないですか。
――UFCでジョゼ・アルドとのフェザー級王座統一戦があったのは2年前のことなんですけど、あのとき「メイウェザーとボクシングマッチが実現するぞ!」と言っても誰も信用しないですよね。
大沢 絶対に信用しない(笑)。そうかあ、あの試合はまだ2年前なんだ〜。
――わずか2年間でマクレガーの価値がガンと跳ね上がったから実現できた。今回の試合は猪木vsモハメド・アリが引き合いに出されますけど、引退した大物を挑発しまくって引っ張り出したという意味では、長州力vs大仁田厚っぽいなって思ってたんです。猪木vsアリはリアルタイムで見れてなかったですし。
大沢 あー、大仁田が長州力を引っ張り出しましたもんね。
――ゴングが鳴ったときに大仁田厚はうつむいたまま笑みを浮かべていたんですね。試合が成立した時点で大仁田の勝ちだったから笑っていたんですけど、マクレガーvsメイウェザーもゴングが鳴るまでがお祭りなんだろうなって考えてて。
大沢 ところが試合もね、ちゃんと成立してマクレガーが勝負できていたんですよ!
――そうなんですよね!
大沢 ボクは川尻くんとabemaTVで解説をやったんですけど、完全にマクレガー寄りで(笑)。変に中立にやっても仕方ないから。
――大沢さんたちが本気で「マクレガーが勝つ!」と予想してると思い込んでる視聴者がけっこういましたね。あれ、予想じゃなくて願望だったと思うんですけど。
大沢 勝ってほしいのはマクレガーですけど、勝つのはメイウェザーなんだろうな……ってことですよね。試合前の予想では「マクレガーは何もできない」と言われてたじゃないですか。でも、想像以上にボクシングをやっていたというか、まさかマクレガーが真正面からボクシング勝負するとは思わなかったんですよ。
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