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現実逃避するおバカに現実に向き合わせる方法
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現実逃避するおバカに現実に向き合わせる方法

2016-06-27 14:01
    ちょうど梅雨の真っ只中で、うじうじ、じめじめ、
    じっとりと変な汗がまとわり付きますね。
    露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。



    やる気は40%ダウンで、何となく時間ばかり過ぎて
    昨日はTo Do Listが4割しか終わらなかった・・
    このままじゃ、みんなに迷惑かけっぱなしで・・・



    自分のふがいなさを一気に挽回したい人にとって
    ちょっとした気分展開になれば嬉しいです。



    さて、ここからが本題です。

    このメールのバックナンバーは「ブログ」で読むことができます。
    http://ameblo.jp/yukihiko55/


    <今までの経緯>
    夫の都合(浮気相手と一緒になりたい)で離婚せざるを
    得ないのならせめてお金の条件
    (養育費、慰謝料、財産分与など)はせめて妻の希望通りに。


    しかも、決して高望みではなく、離婚後の生活において
    必要最小限の金額に過ぎません。


    それなのに夫は二兎を追おうとするので
    (離婚成立+支払は最小限)上手くいかないことが
    多いのですが、なぜ、当たり前のことを当たり前に
    言っているだけなのに、ごたごたと揉めてしまうのでしょうか?


    このような無責任でいい加減な金の亡者をどのように
    説得すれば良いのでしょうか?


    具体的な流れ、手順、対処方法を紹介していきましょう。

    <今回の登場人物>
    夫(36歳、会社員、年収500万円)
    妻(34歳、パートタイマー、年収120万円)
    子(10歳)

    <妻の希望条件(離婚に応じるのなら)>
    養育費 毎月6万円×20歳まで
    慰謝料 150万円
    過去の未払い生活費 42万円



    さて前回までは両親の離婚のせいで
    「てんかん」という病気を
    発症した娘さんの話をしてきましたが、
    今回はその続きです。


    車内において娘さんは妻に対し
    「パパに会いたい!パパはなんでいなく
    なっちゃったの?」と聞いてきたそうですが、


    娘さんにとっては当たり前のように毎日顔を
    合わせていた父親が突然、目の前から姿を
    消したのだから、このように取り乱すのも
    無理はなく、ちょうど思春期で多感な年頃なの
    だから尚更です。



    とはいえ妻が娘に対し、ありのままの事実・・・
    浮気女がパパを奪い去っていったなどと
    口が裂けても言えないので、娘への答えに
    苦慮していたところ、



    娘さんは妻の様子を察してますます
    不安な気持ちを募らせたのか
    突然、痙攣(けいれん)を起こし、そのまま
    意識を失ってしまうという命の危険に
    さらされる非常事態に陥ったのです。



    慌てて救急車を呼び、娘さんを病院へ
    搬送してもらい、その場は何とか事なきを
    得たのですが、娘の脳波を検査したところ
    「てんかん」と診断されたのです。



    それは前述の発作が1度限り
    で済むわけではなく、今後の人生で何回
    何十回と起こり得ることを意味し



    今後の娘さんの人生に暗い影を落とし、ずっと悩み、
    苦しみ、涙を流すことを余儀なくされるのです。



    もちろん、発作は場所を選ばないので、
    例えば、小学校では先生方に「いつ痙攣が
    起こっても対処できるよう」頼まなければ
    ならず、迷惑をかけているようですが、
    それだけではありません。



    万が一、プールのなかで痙攣が起こったら
    死亡事故につながるので娘さんは体育の授業のうち
    水泳に参加することを禁止されているのですが、


    前述の通り、病気が完治する目処が立たないので
    学校の授業はもちろん、今後の人生においても
    娘さんがプールで泳ぐことは叶わないかもしれず
    可愛そうで仕方がありません。



    また娘さんの夢は「美容師」だが、病院の担当医
    いわく、てんかん患者は特定の仕事に就く
    ことが禁止されており、美容師もそのなかの
    1つだそうなので、


    娘はまだ小学生なのに早くも進路を閉ざされ、
    将来の夢を奪われ、なりたい自分になる権利を
    剥奪されたのだから、あまりにも酷い仕打ちです。



    このように夫のせいで、娘さんは職業を選ぶ自由
    プールで泳ぐ自由、そして当たり前の生活を
    送る自由すら奪われ、そして「いつ痙攣が
    起こるか分からない」という不安と恐怖のなかで
    毎日、生きていかなければならないのですが



    娘さんには何の落ち度もないのに誰のせいで
    こんな目に遭わなければならないのでしょうか?






    それすら分からないまま、命を奪われかねないような
    被害を受け続ければ、どんなに頑張っても横槍が
    入って努力が無駄になるから頑張っても無駄
    だというマイナス思考の価値観や考え方、
    人生観を植えつけることになりかねず、
    娘の情緒や人格形成に悪影響を及ぼすのは
    確実です。



    娘さんの場合、目に見えない気持ちの問題だけなく
    目に見える形で被害を受けているのだから、
    なおさら深刻であり、すでに取り返しのつかない
    事態になっているのです。


    もちろん、夫が法律を破らず、法律を守って
    法律の範囲内で暮らしていれば、娘さんは今でも
    病気を発症せず、妻は余計な医療費を負担せずに済み、



    その医療費を娘さんの生活、教育、成長の
    ために使うことができたので、娘は勉強や習い事
    遊びに打ち込んでいたはずであり、
    もう取り返しがつきません。



    何の罪もない子を奈落の底に突き落とすことを
    承知の上で、夫はただ漫然と不貞関係を
    続けたのです。



    夫は平気で純粋無垢な子供を傷つけることが
    できる人間であり、もはや最低限の常識、
    倫理観が欠落しています。



    このことから夫は「自分の悪態が誰を
    どのように傷つけているのか分からない」
    無神経な人間であり、「自分さえ良ければ、
    他の人間はどうなっても構わない」と本気で
    持っている身勝手な人間であると言わざるを
    得ません。



    なお妻が本当に望んでいるのは慰謝料よりも
    娘さんの病気の完治です。



    壊したものを元通りに直さなければならないと
    いうルールは幼稚園児が幼稚園で習うことであり
    本来、夫のせいで娘は病気を発症したのだから
    夫は病気を発症する前、つまり病気を完治
    させるのが夫のしかるべき責任の取り方です。


    しかし、厚生労働省が難病認定した病気を、
    医者でもない素人の夫が100%病気を根絶する
    方法を見出すことは不可能なので、


    妻が百歩譲って病気の完治ではなく
    慰謝料の支払で妥協していること


    そして夫は壊したものを元通りに直すこと
    すら出来ない未熟で愚かで幼稚園児以下の人間
    だということを自覚した上で即刻、慰謝料を
    支払うのはごくごく当然のことでしょう。



    (次回に続く)

    現在私が執筆しているダイヤモンドオンラインの連載
    『実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」』ですが
    おかげ様で本日、20回目が公開されました。

    今回は『妻より若い子にモテモテ 
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    ぜひぜひご覧いただければ嬉しいです。

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