2022/07/23(土)MAAではオンラインにてインターバルレクリエーション『東京国立博物館 沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」を巡ろう【ニコニコ美術館】アーカイブ視聴 + 感想会』を行いました。
 ニコニコ生放送にて放映される美術館巡りの放送(ニコニコ美術館、以下ニコ美 https://ch.nicovideo.jp/niconicomuseum )にて放送された、『東京国立博物館 特別展「琉球」』の紹介放送のアーカイブを事前に視聴し、その意見や感想をオンラインで述べ合うという趣旨の会となりました。このブロマガでは、その時の様子などをお伝えしたいと思います。


 実は私(uehatsu)は、このインターバルレクリエーション(以下インレク)の前に、実際に東京国立博物館で『特別展「琉球」』を見ています。以前より、うちの奥さんが琉球文化に興味を持っており、仕事を休んで平日に2人で行って来ました。平日のわりには混んでいる印象でしたが、実際に会場に入ってみると展示物にボリュームがあり、色々な角度から「琉球」を体感できた良い展示でした。

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- uehatsu撮影 -

 現地では多くの展示で写真撮影が許されていたのですが、展示を目で見ることに一生懸命になっていたのか、上の一枚しか写真に収めていませんでした。さらに展示物のボリュームに圧倒されていたのか、本来なら購入する図録も買い損じるという失敗をしてしまったのでした。それだけ熱量を持って展示を見ていたという事でしょうか、、、
 さて、何度かブロマガではオンライン感想会の流れを紹介していますが、改めて流れをまとめておきたいと思います。


1. 事前に(もしくはその場で)オンラインのコンテンツを視聴

2. ホームページや図録などを画面に共有しながら各会員ごとに意見や感想を述べ合う

3. その後、フリーディスカッションを行い、意見交換を深める

4. 二次会(当会では「二枠目」と呼称)にてドリンクなどを飲みつつ、インレクの感想を織り交ぜながら歓談


 今回はニコ美の視聴時間が長い(2時間オーバー)だったため、事前のコンテンツ視聴を行っての集合し、感想会となりました。

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(公式ホームページ https://tsumugu.yomiuri.co.jp/ryukyu2022/ より)

 感想会では沢山の意見や感想が出ましたが、その中でもアイヌ文化と比較しての意見のうち、ごく一部を抜粋してみます。 

・以前のインレクで見たアイヌ文化(第20回インターバルレクリエーション…ニコニコ美術館「ウポポイ国立アイヌ民族博物館を巡ろう」 https://ch.nicovideo.jp/musiumart/blomaga/ar2087536 )と比べるときらびやかで、アイヌ文化が静であれば、琉球文化は動のイメージがあった

・色使いが綺麗、アイヌの衣装などの模様の多彩さとは違った良さがあった

・ひらがなや漢字を借りて琉球の言葉を表しているのは、アイヌ語にも共通していると感じた 

 北のアイヌ文化と南の琉球文化を比較する意見の他にも、衣装や装具のきらびやかさ、刀剣(千代金丸)の美しさ、また実際に現地に住まわれていた会員様からは現地での体験や感じた事なども交えての意見を頂けました。

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(公式ホームページ https://tsumugu.yomiuri.co.jp/ryukyu2022/exhibition/ より)

 今回も大変有意義なインレクが行えました。『特別展「琉球」』は、まだニコ美で鑑賞が可能ですし、2022/09/04(日)までは九州国立博物館で巡回展示が行われています。興味のある方はオンラインまたは現地にて鑑賞をしてみてはいかがでしょうか。 

2022/07/31(日)uehatsu記