ハックルベリーに会いに行く
空間感覚とは何か?
それは、その空間が心地良いか悪いかをパッと直感的に見極める能力である。そして全ての人は、本来的にはこの能力を有している。ところが現代では、多くの人がこの能力を衰えさせたり、機能しなくさせたりしてしまっている。だから空間感覚が鈍い人が多いのだ。
なぜ現代では空間感覚が鈍い人が多いのか? それは、空間感覚が生存本能と深く結びついているからだ。「生存本能」とは、危険か安全か、察知する能力のことである。そして空間感覚は、この生存本能を用いて、その空間が心地良いか悪いかを判断する。すなわち、安全であれば心地良いし、危険であれば心地悪いというわけだ。
ところが現代では、基本的に安全な場所が多い。社会の隅々まで常識が行き渡り、また最新のテクノロジーでも守られているので、多くの人が生存本能を減退させている。それを使う機会が少ないからだ。おかげで、これをもとに発揮される空間感覚も鈍
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