80年代に花開いたパンチラ文化の代表格は、以前にも述べたがあだち充だ。特に彼の代表作である『タッチ』が国民的なヒットを記録したのだが、このマンガにも大量のパンチラが描かれていた。

おかげでパンチラは国民的な知名度と立場を獲得した。いうならば市民権を獲得したのだ。

これと同時に『うる星やつら』もヒットした。『うる星やつら』の作者は女性の高橋留美子なのだが彼女も積極的にパンチラを描きまくって、やはり『うる星やつら』を国民的なヒットへと導いた。

そうしてこの二つのマンガのファン層を中心に、いわゆる気持ち悪いという意味での「オタク層」が形成されていった。彼らはむっつりスケベで、その性的対象を実物の女性ではなく、創作物のキャラクターに向け始めた最初の世代ということができよう。

それ以前にも人気キャラクターというのはいたが、いわゆる「性的に消費される」というのは『タッチ』や『うる星やつら』がそ