池田高校の甲子園2試合目は、8月16日、大会9日目の第3試合、中京高校との2回戦だった。

中京は、これが19回目の出場で、しかも夏だけですでに6回も優勝している古豪だった。対する池田は2回目の出場。通算成績だけ見ると、新興が古豪に挑戦するような格好となった。

しかし、この年の池田高校は強かった。とにかく選手たちの自信が大きいのだ。彼らははっきりと優勝が視野に入っていた。そして春に優勝した箕島と準優勝した浪商以外なら、どこと当たっても勝てる要素は大きいと疑っていなかった。

だから、中京との対戦もはじめから臆するところはなかった。一方の中京は、この試合に少々のハンデを抱えていた。というのも、1回戦からの登場となったので、この試合が3試合目であった。つまり池田よりも1試合多かった。

しかも日程の悲運で、中京の2回戦はなんと前日の第1試合だった。そのため中京エースの所は、2日連続の登板とな