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【自然災害メモリアル】第079回:恵山噴火泥流(1846)の日 [防災]火山の泥流被害
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【自然災害メモリアル】第079回:恵山噴火泥流(1846)の日 [防災]火山の泥流被害

2018-11-18 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    11月18日は、
    恵山噴火泥流から172年です。

    北海道の恵山が噴火したのですが、この噴火では主に泥流被害が顕著でした。
    多数の家屋が被害を受け、死者も多数出ています。
    しかし、古来の北海道には文字の風習がない為にアイヌ民族の伝承として、
    この記録が残されているのは僅かで、
    かつての和人(本州から北海道に来た人々)が主に文献を残しています。

    今回は、
    「火山の泥流被害」をテーマにお伝えしていきます。

    火山が噴火する季節で最悪なのは、冬である可能性が高いです。
    多くの場合、火山に雪が積もり始めて大量の"水"を雪という名の氷として蓄えた状態になります。
    この状態で噴火が発生した場合、雪は瞬時に溶け、融雪します。
    幸い、国内には万年氷河に包まれた山というものはありませんが、
    豪雪地帯が火山の近くだったりした場合は、
    流れ出した高熱の溶岩はたちまち多量の泥流を発生させます。
    こうなった場合、火山砕屑物が一気に水と共に流れ落ちる為に、
    行ってみれば「汚い大雪崩」となって、居住地に襲い掛かる場合があります。
    これまでに積雪した雪の量によっては、更に大規模化する恐れもあり、
    これからの時期、北海道の火山で突発的な噴火が襲った場合は、
    この火山泥流に警戒が必要になります。
    普段気にもしないような火山でも、冬の時ぐらいは火山のことを1日1回ぐらい
    気に留めるほうが良いかもしれません。情報はこまめにチェックしてください。

    噴火の防災情報は、gooの防災アプリ・Yahoo!、NHKNEWS防災アプリ・
    ウェザーニュースなどがあります。
    もちろん、このアプリ群は噴火の情報以外にも使えますので、是非利用してみてください。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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