30年前の、最初の手術の時も同様だったのだが、術直後は麻酔も効いているし、腫れが始まらない。翌日にまずエグいのが一発入って、ソレがゆっくり治ったり、また腫れたりを、泥舟の運航のように繰り返して完治に至る。

 起きたら、もう顔が重い笑。「こりゃヤバイぞ笑」と思いながら、鏡を見たら、まあ単純に、鼻の下全体(患部は左だけだが)と、唇上下ともが腫れ上がって、もう、ちょっと「面白い」とも言えない。これは誰にも見せられない。一線を超えているので、怖がる人が出ると思う笑。

 

 「うっはははははははは!ひっでえな我ながら!!笑」と笑ったら、顔面中に激痛が走って「うううううううううう」とうずくまった。笑うと、表情筋、特に、唇を使う。散痛というが、患部以外のかなり広い範囲に、神経は情報を伝達するので、歯を抜いて鼻の傍まで穴を掘り、歯茎を1本ずつ切り離して紐で結べば、もう、後頭部まで痛い。

 

 いやあ、偶