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学校なんて行かなくていい、とはいうものの。
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学校なんて行かなくていい、とはいうものの。

2016-06-06 11:43
    悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

     有名ブロガーのちきりんさんと格闘ゲーム界の「神」梅原大悟さんの対談本を読みました。

     なんでも3年にわたり、100時間以上対談しているそうで、本になったのはそのなかの精髄といえる部分なのでしょう。

     話のテーマは「学校」。

     本来、プロゲーマーのウメハラは「学校の授業はみんな寝ていた」という学校嫌いで知られた人、その人物に学校ネタを振るとは、さすがちきりん、恐ろしい子!

     まあ、こういう無茶ぶりは話が空中分解して木っ端みじんになって終わるリスクもあるわけですが、結果としてはこの本はとても面白い内容になっています。

     何が面白いかといって、冒頭から最後までちきりんさんと梅原さんの意見がまったく合わないことが素晴らしい。

     普通、対談って、相手の意見を受けて「ですよね」、「そういうことですよね」みたいな形で意見を交換していくものだと思うのですが、この対談ではふたりとも真っ向から意見を衝突さ
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