ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった! 立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、密室状態の土俵で殺された行司…本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説の奇書。
弱いなら弱いままで。
Twitterで小森健太郎さんの『大相撲殺人事件』が話題になっているようです。
いわゆる「バカミス(バカなミステリ小説)」ですね。知っている人は知っていることですが、本格ミステリの世界にはとてつもなくばかばかしくくだらないトリックなりロジックを駆使した一群の作品があって、そういう作品はそれなりにリスペクトを受けているのです。
もっとも、小森さんの作品はどうも設定の破天荒さに比べてオチが弱い印象があって、ぼくはあまり高く評価してはいないのだけれど。まあ、この作品については読んでいないのでわからないです
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