「フェミニスト」であり、最近PAPS(ポルノ被害と性暴力を考える会)の理事となった北原みのり氏と、反差別運動にのめり込んで、別の方向に対する差別発言をくりかえし問題になってきた香山リカ氏の対談本が、その事実誤認の酷さや差別的な発言のオンパレードで、問題になり始めてるのです。これ、非常に困った話で、さんざん指摘されてる中では「反差別や人権を主張してる人達が、自分たちの都合で『敵』を決め、罵詈雑言や差別に満ちた言葉をぶつけるだけでなく、隙きあらば法制度の形でその差別を合法化しようとしてる」ということに対して、そのスケープゴートに長年上げられることが多かった、主に男性の「オタク」が苦言を呈したり怒りを表明するのに対して、更に逆ギレしたり、自分たちの差別的な部分を正当化することをくりかえして揉めてる。ということの一エピソードなんですよね。
最近の、日本で主流派と主張するフェミニズム運動の人たちは、長年、「男性は男性であるだけで性暴力の加害者である」「わたしたち女が性暴力と思うものは、絵や写真であっても性暴力だ」と言う世界認識を深めていったと同時に、「女性とは唯一の性暴力の被害者であり、男性と違う弱者なんだ」と言う論理を、一緒に深めてきた訳です。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
> そうなんです。揉めているんです。と、他人ごとのように書きましたが、わざわざ発売日にその本を買ってTwitterに引用し、この問題に火をつけたのは、何を隠そうこのわたくし。なので、まったく他人事ではありません。
> あえてこんないかにもアレそうな本を買うオタクが少ない以上、ぼくが指摘しなければ、たぶんそのままスルーされていた問題でしょうからね。
いくら何でも認識が甘すぎます。
というより、焦って「そういうことにしよう」としているように、傍からは見えてしまいます。
「フェミニズムは多様」と言った時、その言葉を否定することは難しいですが、同時にフェミニズムそのものが
>「女性とは唯一の性暴力の被害者であり、男性と違う弱者なんだ」と言う論理
によって立つモノであり、あなたが夢想するような意味での多様性は残念ながら、全く持ちあわせていません。
その好例がまさに「ネオリブ」です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%96
https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%89%8A%E9%99%A4%E4%BE%9D%E9%A0%BC/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%96
上を見ると「ネオリブ」支持者がウィキの項目にネオリブを加えようとして、「内実がない」と拒絶された様が見て取れます。
そう、かけ声だけで中身が全くない虚構なのだから、当たり前のハナシです。
フェミニズムに多様性などないし、退廃もしていない。
「元からそうであった」ことがバレた、だけなのです。